乳房縮小/乳房つり上げ術
(Mastopexy)とは
乳房縮小/乳房つり上げ術(Mastopexy)とは、加齢や肥満、体重の増減、出産、授乳などによって、乳房の形が崩れたり、下垂(垂れ下がって)しまったりした場合に、乳房を縮小し吊り上げる(バストリフト)ことで、形を整える手術です。乳房縮小・乳房吊り上げ術では、乳房下部の余分な皮膚や脂肪組織を切除し、乳頭や乳輪の位置を引き上げ、乳房の形を整えます。
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乳房縮小/乳房つり上げ術(Mastopexy)とは、加齢や肥満、体重の増減、出産、授乳などによって、乳房の形が崩れたり、下垂(垂れ下がって)しまったりした場合に、乳房を縮小し吊り上げる(バストリフト)ことで、形を整える手術です。乳房縮小・乳房吊り上げ術では、乳房下部の余分な皮膚や脂肪組織を切除し、乳頭や乳輪の位置を引き上げ、乳房の形を整えます。
静脈麻酔または全身麻酔で行い、日帰りでの手術が可能です。
術後1〜2週間で抜糸となります。当院では術後経過を見させていただくため、術後1週間・1か月・3か月・6か月後の受診をお勧めしております。
出産・授乳後の乳房の形を整えたい
乳房が下に垂れ下がっているのが気になる
バストラインを美しくしたい
加齢や体重の増減によって乳房の形が変わってしまった
乳頭や乳輪が下向きになっている
乳房の形が左右非対称で目立つ
乳房縮小・乳房吊り上げ術には
いくつかの方法があります。
乳房の下垂の程度によって手術方法が異なってきます。
中等度~軽度の乳房の下垂に対して行います。乳輪の周りの皮膚を環状に切除し、巾着縫合して縫い縮めることにより、乳輪・乳頭の位置が上がります。最も侵襲度の低い、手軽な方法になります。
中等度の乳房の下垂に対して行うことがあります。現在の乳輪よりも上部に位置をデザインし、V字型に周囲の皮膚・軟部組織を切除して、乳輪・乳頭の位置を上げます。乳房には下端から乳輪まで縦方向に傷ができます。
重度~中等度の乳房の下垂に対して行います。乳輪よりも上部の皮膚・軟部組織及び乳輪から下~乳房の下端までの皮膚・軟部組織をアンカー型(逆T字型)切除し、乳輪・乳頭を吊り上げて固定します。傷は最も長くなりますが、大部分が乳房の下側に隠れます。効果は最も大きくなります。
当院では3番目の、逆T字法で行うことが多いです。
準備中
患者さんと相談の上、デザイン(どの程度吊り上げたいか、
小さくしたいか等)を決めます。
手術日程を決めた後、術前検査として採血し、
ご予約の手続きを行います。
手術日は着替えやすく、汚れても良い服装でお越しください。
受付を済ませた後、手術室で確認の診察及びデザインを行います。
点滴をとり、消毒を行います。
静脈麻酔・全身麻酔を行い気が付くと手術が終わっております
(約4時間)。必要に応じて傷口に血を抜くためのドレーンを挿入します。
手術後、1時間ほど休息を取っていただき、動けるようになりましたら、ご帰宅となります。
ドレーンを挿入した場合は術翌日に抜去、術後1〜2週間で抜糸、
及び1か月、3カ月、6カ月後に経過を見るために受診していただくことをお勧めしております。
240分程度
腫れや内出血に関しては手術から2〜3日後がピークであり、1週間経ちますと、内出血は吸収され黄色くなり、術後1か月でほぼ腫れはなくなります。痛みに関しても同様で、手術翌日が最も痛いですが、1〜2週間でかなり落ち着きます。術後も定期的に診察させていただくことをお勧めしております。
出血・腫れ
内出血や腫れは、術後2,3日あたりがピークで、1〜2週間程度で吸収され黄色くなるパターンが大半です。また術後1週間の間は縫い目の間から少しずつ出血がみられることもあります。処置が必要な血腫(たんこぶのように血がたまること)は滅多にございませんが、異常な腫れが出る場合は早急に受診してください。感染
感染はめったにございません。もし赤く熱をもって腫れたり、膿が出たりした場合は一度診察させていただき、小さく切開・排膿を行ったり、抗生剤などの処方をします。乳房の下垂の残存や再発
乳房の下垂が残存する可能性があります。再発に関しては、経年によりまた乳房が下垂してくる可能性はございます。更なる下垂の改善をご希望される場合、術後6か月以降に、再手術などの追加治療が必要になる可能性があります。感覚障害・知覚障害
一時的に乳房の感覚が鈍くなる、あるいは知覚過敏のように、乳頭や乳輪がびりびりすることがあります。3-6カ月のスパンで改善してくる場合が多いです。乳房や乳輪・乳頭の形状の
左右差
傷痕・肥厚性瘢痕やケロイド等
傷痕は長くなるため、一部が赤く硬くなり、盛り上がって目立つ可能性があります。稀ですが、引きつれ感や痛みを伴う場合がございます。たいていの場合、乳房の下端の傷は、乳房にかくれます。3-6カ月で傷は目立たなくなってきますが、それでも傷痕が目立ったり、硬さや痛みを伴う場合、ケナコルトなどのステロイドの注射やテーピング、必要に応じて再度切開し、傷を縫合しなおす場合があります。その他
気になることがありましたら、診察にてご相談ください。その都度点眼液の処方など、対応を検討させていただきます。乳房吊り上げ・乳房縮小術やタミータックなどの手術は、どうしても傷痕が長くなる傾向にあります。手術におけるドクター側の技術も大切ですが、術後のケアをしっかりと行っていただくことも、同じくらい大切です。
傷痕は擦るなどの摩擦により、赤く硬く盛り上がって目立ちやすくなります。反対に、傷跡を上から圧迫しておくと、盛り上がりにくくなり、綺麗な傷痕になりやすいです。そのため、術後1か月間は、傷に沿ってしっかりと押さえつけるようにテーピングをしていただくのがベストです。乳房の下端の部分はすぐにテーピングが取れやすく、限界がありますが、最低限乳房下半分の縦の傷にはテーピングをしてください。テーピングは毎日貼りかえる必要はなく、3〜4日程度同じものを貼り続けていただき、その上からシャワーやお風呂など入ってくださって大丈夫です。自然にぺろっとはがれてきたら、その部分だけ貼りかえることを1か月間行ってください。
全て税込の価格となっております。
【通常】 | 【モニター】 | |
---|---|---|
乳房縮小/ 乳房つり上げ術 (Mastopexy) |
1,540,000円 | 1,210,000円 |
静脈麻酔ロング | 132,000円 |
---|---|
全身麻酔 | 220,000円 |
[お茶の水院]
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2-4
MPR御茶ノ水駅前ビル9階
JR御茶ノ水駅・聖橋改札出口から徒歩1分
[渋谷院]
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-23-18
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