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PICOピコレーザー大特集

はじめに

女性の肌トラブルといえば、シミ・そばかす・しわなどがその代表格。メイクで誤魔化せても、素肌になると気になりませんか?最近は治療方法も進化し、しみやそばかす治療には「ピコレーザー」に人気が集まっています。
では、ピコレーザーはどのような治療なのでしょう。「他のレーザーとは何が違うの?」「どこで受けられるの?」「失敗はないの?」疑問だらけのあなたに一つひとつわかりやすく解説していきます。

ピコレーザーとは

レーザー治療は、色々な波長の光を治療したい部分に当て、治療したい部分のメラニン色素だけを選んで色素を破壊する治療です。レーザー治療の種類はたくさんあり、大人だけでなく赤ちゃんでもおこなえる安全な治療方法です。
なかでも、ピコレーザーはとても細かく強い波長の光を瞬間的にメラニンに当てる治療方法です。良性の色素性病変(皮膚の色素が濃くなる状態)の治療に、世界中で使われています。

刺青や色の濃いしみ・そばかすなどを、薄くする効果が期待できると美容業界で評判です。さらにピコレーザーはほかのレーザーよりも治療後に色素沈着をおこしにくく、肌を本来のきれいな状態に戻す効果が期待できる治療方法なのです。

こんな方におすすめ

ピコレーザーの特徴

ピコレーザーに期待できる
効果、経過

 
 

シミ、そばかす

しみ・そばかすは少し白くなるくらいの強さのレーザーを当てます。当て残しがないように、20~30%は重ね、しみのふちまでまんべんなくレーザーを当てます。他のレーザーよりも治療直後の変化は少なく、薄いしみであれば1回の照射で治療が終わります。肌のターンオーバーにより、徐々にしみが薄くなるのを実感でき、数カ月から半年でしみ・そばかすが薄くなったことが実感できます。

 

刺青、アートメイクの除去

ほとんどすべての刺青・アートメイクを薄くする効果が期待できます。刺青・アートメイクに使われる色の種類や濃さによって、ピコレーザーの強さを調整します。複数回の照射で徐々に薄くなることを実感できます。

ピコレーザーの治療法

ピコレーザーには「ピコスポット」「ピコトーニング」「ピコフラクショナル」の3つのモードがあります。しみ・そばかす・肝斑・刺青の状態や肌悩みに合わせて、複数のモードを組み合わせた治療が行われています。

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ピコスポット

しみやそばかすに対して直接スポットで、ピコレーザーを当て、気になる部分のみピンポイントで治療を行います。

ピコトーニング

ピコレーザーを弱く当てメラニンを少しずつ破壊し、しみを薄くしていきます。ピコトーニングではメラニンのみを選択的に破壊するので、顔全体に照射することができ、顔全体のトーンアップやハリの改善が期待できます。レーザーを弱く当てるので治療回数が多くなりますが、回数を重ねることで少しずつしみが薄くなるのを実感でき、痛みやダウンタイムも少ない治療方法です。

ピコフラクショナル

フラクショナルとは「点状」という意味。ピコレーザーを点状に細かく高密度に肌の少し深い部分に当てることで、肌の奥に働きかけコラーゲンの生成を促します。毛穴・小じわ、たるみなどの肌質の改善を目指す治療方法です。

ピコシュアの特徴

PicoSure®はアメリカのサイノシュアー社が開発した機械です。ピコレーザーの中で最も歴史が古く、多くの患者に使用され、高い効果が実証されています。照射する波長やパルス幅を調整したり、スポットサイズを細かく調整できるので、しみ・そばかす・刺青まで幅広いレーザー治療を行うことができます。

さらに、ピコシュアは「ピコスポット」「ピコトーニング」「ピコフラクショナル」の3つの治療を行える機械で、一人ひとりの肌の悩みや肌質に合わせた治療が期待できます。

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ピコレーザーの治療のメカニズム

ピコレーザーは、照射時間が非常に短いレーザーで超高速の温度変化を起こし、ターゲットの発色部分に光衝撃波を与え、メラニンを破壊する治療方法です。レーザーによって細かく破壊されたメラニン色素は、ゆっくりと体の中で分解され徐々にしみが薄くなっていきます。

ピコレーザーのデメリット

ピコレーザーによる失敗とは

ピコレーザーのメリットやおすすめポイントをご紹介しましたが、デメリット・失敗も気になりますよね。ここではピコレーザーのデメリットやピコレーザーによる失敗について解説していきます。

ピコレーザーのデメリット

コレーザーのデメリットは、治療する範囲が広い・複数回の治療が必要になると料金が高額になる可能性があること。もう1つは、治療の痛みです。レーザーを当てたときに痛みを感じる可能性があるので、治療前に皮膚に塗ったり貼ったりする麻酔薬を使用してからレーザーを当てるクリニックもあります。

ピコレーザーの失敗

ピコレーザーの失敗としてあげられるものうち、治療後の正常な経過で見られる皮膚の変化であることがほとんどです。ピコレーザーを当てた部分の皮膚が新しく生まれ変わるためにおきる、代表的な3つ症状があります。レーザー治療を行った部分が腫れたり、白くなったり、かさぶたができるのです。これらの症状は一般的に「ダウンタイム」と呼ばれていて、治療後の正常な経過で失敗ではありません。

ごくまれに、ピコレーザーを当てた部分に内出血をおこしてしまうことがあります。レーザーを当てた部分の皮膚の下にある毛細血管が破れてしまうことで皮下出血がおきてしまうのです。1週間程度赤みが続きますが、ダウンタイムが過ぎれば内出血の後はきれいに吸収されていきますので、心配はありません。

他にも「炎症後色素沈着(戻りしみ)」と呼ばれ、レーザー後に一旦薄くなったしみが1か月後頃に、また現れることがあります。ハイドロキノンやビタミンCを併用し、治療後半年~1年くらいかけて皮膚がゆっくり改善するのを待つ必要があります。

ピコレーザーを当てたからといって、しみやそばかすが、すぐになくなるわけではありません。治療後は、皮膚の保護や紫外線対策を行いながら、副作用が起きないように注意し経過を見ていくようにしましょう。

施術の流れ

よくあるご質問

A.
しみ・そばかす・肝斑の大きさや濃さ・深さによって、治療期間は異なります。
数回~十数回と肌のターンオーバーに合わせて、治療を行っていきます。
肌の状態・しみの状態、使用する機械によって治療期間は異なりますので、カウンセリング時に相談してみましょう。
A.

強いレーザーを当てれば、しみがすぐに薄くなる、治療期間が短くなるというのは間違いです。
強すぎるレーザー治療は、皮膚に与えるダメージが強すぎるため、炎症後色素沈着や水ぶくれなどを起こすリスクが高くなります。
その結果、色素沈着を起こしてしまうと、肌の回復に半年~1年と長い時間を必要とすることも。
適切な強さ・頻度で治療を行うようにしましょう。

A.

数か月~半年のアフターケア、ちょっとめんどくさいですよね。実は、レーザ治療を行ったあとの肌は、外からの刺激や紫外線にとても弱い状態。
いつもなら気にならない程度の摩擦や日焼けが、しみ・しわ・たるみの原因になってしまうことも…。
医師の指示を守りこまめに日焼け止めを塗り、レーザー治療を行った部位にはテープを貼ることが、綺麗な肌に戻るためにいちばん安心で安全な方法です。

  
 

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