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知識と経験に基づいた、確かな「美容医療」を。
患者さまの満足を第一に、
お茶の水美容形成クリニック
【お茶の水院】
| 担当医 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
| 朴* | 太田 山田* |
山田* | 吉井 吉塚 |
吉井 山田* |
吉井 山田* |
吉井 山田* |
※不定期
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
| 10:00-13:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 14:00-19:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
[休診日] 不定休
平日、土日祝日全て
10:00-13:00、14:00-19:00となります。
※最終受付時間は30分前になります。
※当院は完全予約制です。
渋谷お茶の水美容形成クリニック
【渋谷院】
| 担当医 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
| 新里 朴 |
休診 | 山田* | 朴 | 新里 朴 |
新里 朴 |
新里 朴 |
※不定期
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
| 10:00-13:00 | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 14:00-19:00 | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
[休診日] 火曜日、不定休
平日、土日祝日全て
10:00-13:00、14:00-19:00となります。
※最終受付時間は30分前になります。
※当院は完全予約制です。
吉井クリニック
【大阪・江坂院】
大阪・江坂でも、当院のドクターが診療しています。
当院のドクターが、大阪府吹田市江坂の吉井クリニックにて定期的に診療を行っております。東京の当院までお越しいただくのが難しかった患者様にも、東京と同じ質の美容外科手術を大阪でお受けいただけます。
| 担当医 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
| 吉井(第2,4) 山田(第1,3,5) |
吉井クリニックでの診療に関する詳細や最新情報については、下記ウェブサイトをご確認ください。
吉井クリニックのウェブサイトはこちら
近年、美容クリニックも乱立傾向にあり、治療メニューもそれぞれのクリニック独自のものが出てきて、患者さまにとってどんな治療を選択すべきか、ますますわかりにくくなってきているように思えます。当院では、形成外科の知識・バックグラウンドを持った医師が、診察によりしっかりと患者さまの悩み・ご希望を聞いた上で、最も適切と考える治療を提案します。
当院について吉井 健吾
お茶の水美容形成クリニック 統括医師
お茶の水美容形成クリニック統括院長の吉井健吾です。
大阪・江坂「吉井クリニック」の分院として、2021年に開院いたしました。
救急医療と形成外科で培った経験をもとに、医学的根拠に基づいた安心で丁寧な美容医療を提供しています。
患者様のお悩みに真摯に向き合い、最善の治療をご提案いたします。
治療内容:酵素を主成分とする専用セラムを針を使用し肌の中にいれ、アートメイクの色素を分解・除去する施術。 治療期間・回数:約2週間〜1ヶ月おきに 費用(自由診療):1回33000円(モニター価格:16500円)別途診察料2200円 リスク・副作用:出血・赤み・腫れ・かゆみ、まれにセラムアレルギーなどの症状が出る場合があります。※パパイヤにアレルギーのある方は受けられません まず結論:“全部消す”前に、残す設計を 古い色素をむやみに全消去すると、回数・費用・肌負担が増えがち。 当院では新デザインを先に設計→不要部分だけを除去することで、最小の刺激で最大の仕上がりを目指します。 当院が選ばれる理由 除去症例:月100件以上の担当経験(※担当者ベース) 方法を複合選択(レーザー/リムーバル/色補正)で適材適所 看護師施術×講師監修で安全性とデザイン性を両立 他院修正・リメイク前提の“残す設計”が得意 除去方法の比較(目的別) 目的 向いている方法 ポイント 広範囲に濃い沈着 レーザー 回数が必要なことも。色味により反応差あり ピンポイントのはみ出し リムーバル(薬剤)/レーザー 新デザインから外れた箇所を点で除去 青緑・赤みの色転び 色補正(ニュートラライズ) “消す”より目立たなく整える選択肢 仕上げの微調整 複合 ケースごとに最小負担の組み合わせ 眉・アイライン・リップで皮膚の厚みや粘膜が異なるため、部位ごとに方法を変えます。 回数・間隔・痛みの目安 回数:1〜数回(濃さ・色味・肌質で変動) 間隔:4〜8週間目安の段階設計 痛み:多くが許容範囲〜軽度。部位や方法により追加ケアを併用 ダウンタイム:赤み・腫れ・乾燥など。多くは数日〜1週間で落ち着く傾向 施術の流れ 評価カウンセリング:既往歴・色素履歴・生活習慣を確認 新デザインの仮設計(他院修正予定の場合) 除去プラン選択:レーザー/リムーバル/色補正/複合 施術→経過フォロー:必要に応じて回数を最適化 よくある質問(FAQ) Q. 1回で完全に消えますか?A. 濃さ・色味により複数回になることがあります。まずは目立つ箇所の優先除去から。 Q. アイラインは危なくない?A. 部位特性を理解した上で、安全域を超えない深さ・出力・薬剤管理で対応します。 Q. 他院修正の前提で相談してもいい?A. 大歓迎です。残す/消すの線引きを先につくると、回数と負担を抑えやすくなります。 アフターケア 保湿最優先(刺激の少ない保護) UV対策(眉・目周り・唇を習慣化) 摩擦回避(ピーリング・強いクレンジングは回復後まで待機) 予約・お問い合わせ LINE/WEBで24時間受付。写真の持ち込みOK。※何回で消えますか?のご質問にはお答えしかねます。 担当アーティスト直通LINEです↓お気軽にご連絡ください♡
治療内容:酵素を主成分とする専用セラムを針を使用し肌の中にいれ、アートメイクの色素を分解・除去する施術。 治療期間・回数:約2週間〜1ヶ月おきに 費用(自由診療):1回33000円(モニター価格:16500円)別途診察料2200円 リスク・副作用:出血・赤み・腫れ・かゆみ、まれにセラムアレルギーなどの症状が出る場合があります。※パパイヤにアレルギーのある方は受けられません まず結論:“全部消す”前に、残す設計を 古い色素をむやみに全消去すると、回数・費用・肌負担が増えがち。 当院では新デザインを先に設計→不要部分だけを除去することで、最小の刺激で最大の仕上がりを目指します。 当院が選ばれる理由 除去症例:月100件以上の担当経験(※担当者ベース) 方法を複合選択(レーザー/リムーバル/色補正)で適材適所 看護師施術×講師監修で安全性とデザイン性を両立 他院修正・リメイク前提の“残す設計”が得意 除去方法の比較(目的別) 目的 向いている方法 ポイント 広範囲に濃い沈着 レーザー 回数が必要なことも。色味により反応差あり ピンポイントのはみ出し リムーバル(薬剤)/レーザー 新デザインから外れた箇所を点で除去 青緑・赤みの色転び 色補正(ニュートラライズ) “消す”より目立たなく整える選択肢 仕上げの微調整 複合 ケースごとに最小負担の組み合わせ 眉・アイライン・リップで皮膚の厚みや粘膜が異なるため、部位ごとに方法を変えます。 回数・間隔・痛みの目安 回数:1〜数回(濃さ・色味・肌質で変動) 間隔:4〜8週間目安の段階設計 痛み:多くが許容範囲〜軽度。部位や方法により追加ケアを併用 ダウンタイム:赤み・腫れ・乾燥など。多くは数日〜1週間で落ち着く傾向 施術の流れ 評価カウンセリング:既往歴・色素履歴・生活習慣を確認 新デザインの仮設計(他院修正予定の場合) 除去プラン選択:レーザー/リムーバル/色補正/複合 施術→経過フォロー:必要に応じて回数を最適化 よくある質問(FAQ) Q. 1回で完全に消えますか?A. 濃さ・色味により複数回になることがあります。まずは目立つ箇所の優先除去から。 Q. アイラインは危なくない?A. 部位特性を理解した上で、安全域を超えない深さ・出力・薬剤管理で対応します。 Q. 他院修正の前提で相談してもいい?A. 大歓迎です。残す/消すの線引きを先につくると、回数と負担を抑えやすくなります。 アフターケア 保湿最優先(刺激の少ない保護) UV対策(眉・目周り・唇を習慣化) 摩擦回避(ピーリング・強いクレンジングは回復後まで待機) 予約・お問い合わせ LINE/WEBで24時間受付。写真の持ち込みOK。※何回で消えますか?のご質問にはお答えしかねます。 担当アーティスト直通LINEです↓お気軽にご連絡ください♡
こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。 ほうれい線(鼻唇溝)の治療は、美容医療の中でも特に奥深く、難しい治療の一つとして知られています。これまで、ヒアルロン酸注入や脂肪注入といった「足し算」と、脂肪吸引、ハイフ(HIFU)、RF、糸リフトといった「引き算」を組み合わせて、ほうれい線の溝を浅くする工夫がされてきました。 そうした中で、近年、韓国から「ジュブゼン(JUVENESS)」(当院取り扱いなし)という新しい機械が導入されつつあり、SNS上でも非常に話題となっています。今回は、この新しい治療オプションであるジュブゼンの理論、従来の治療法との違い、そして懸念されるリスクや長期的な持続性について、情報が限られている現段階で可能な限り詳しく解説します。 当院でも現在、ジュブゼンの導入を検討しており、その情報収集を進めている段階です。 -------------------------------------------------------------------------------- 1. ジュブゼンとは?従来の治療との違い サブシジョン系治療の強化版 ジュブゼンは、以前からニキビ跡のクレーター治療などで使用されてきた「トライフィルプロ」などのサブシジョン(皮下組織の癒着を剥がす施術)で用いられる機械と似た原理を持つ、その強化版のような機械だとざっくり言えます。 トライフィルプロなど従来の機械では、皮膚の下側に針を刺し、炭酸ガスを注入することで、皮膚の下側と脂肪組織をガスで引き剥がし(剥離)、その後に再び癒着するのを防ぐためにヒアルロン酸などを注入するという治療が行われてきました。これは、ニキビ跡のクレーターのような凹みに使用されることが多かった治療です。 ほうれい線治療への応用 ジュブゼンは、この原理をさらに強力に行います。 1. 炭酸ガスをしっかり注入し、組織を十分に剥離する。 2. ヒアルロン酸やコラーゲンなどをしっかり注入する。 これにより、ニキビ跡はもちろんのこと、特に深いほうれい線に対して同様のアプローチを行います。 韓国では、ジュブゼンを導入している医師が、ご自身の深いほうれい線に施術を行い、それが綺麗になくなっている写真を公開したことで、大きな反響を呼び、多くの人が試すきっかけとなった経緯があります。 -------------------------------------------------------------------------------- 2. ジュブゼンが提唱する「長持ちする」メカニズム ジュブゼンがなぜ注目を集めているかというと、その持続期間の長さが主張されている点です。 理論上の作用機序 ジュブゼンを開発した会社の主張によると、以下の機序で効果が持続するとされています。 1. 炭酸ガスなどを用いて組織を剥離し、コラーゲンなどが下に(へこみの底に)くっつかないように処置を行う。 2. その後に注入剤(ヒアルロン酸やコラーゲンなど)を注入する。 3. この注入剤によって皮下組織が刺激され、コラーゲンを新しく生み出す。 4. 結果として真皮自体が分厚くなる。 この作用により、ジュブゼンは「半永久的」である、あるいは「5年以上は持ちます」といった持続期間が主張されています。 従来の注入治療との持続期間の比較 従来の注入治療は、口元という特性上、動きが多いため他の部位よりも注入剤が減りやすいという欠点がありました。例えば、顔周りの他の部位に脂肪注入を行った場合、10cc注入して4〜5ccが定着するとされるのに対し、ほうれい線への脂肪注入は2cc程度しか定着しない可能性があり、限界がありました。 ジュブゼンは、従来の注入が限界を感じていた深いほうれい線に対しても、他の治療法よりも長持ちする可能性があると期待されています。 -------------------------------------------------------------------------------- 3. リスクと持続性 ジュブゼンは革新的な機械である可能性を秘めていますが、その導入にあたっては、その新規性とリスク、そして長期的な結果の不確実性を理解しておく必要があります。 (1)長期的な持続性に関する不確実性 ジュブゼンは非常に新しい機械であり、日本国内での導入実績はまだ数件程度とごくわずかです。 • 長期経過データ不足:開発会社や導入クリニックは「半永久的」「5年以上」と主張していますが、これはあくまで理論や臨床経験に基づくものであり、実際にどこまで持つかについては、まだ長期的に時間を置いてみないと分からないというのが現状です。 • 繰り返し治療の可能性:「半永久的」と謳われているにもかかわらず、一部の導入クリニックのウェブサイトでは、1回目、2回目、3回目と、複数回の施術価格が設定されているケースも見られます。これは、非常に深いほうれい線の方の場合、1回では十分な改善が見られず、複数回施術を行う可能性があるという解釈もできますが、長期的な効果の持続性について疑問が残る点でもあります。 • 後戻りの可能性:導入されたばかりの機械であるため、現時点では効果が出ていても、半年後や1年後に「後戻り」してくる可能性がないとは言い切れません。 (2)侵襲度とダウンタイム ジュブゼンは、従来のヒアルロン酸注入などの「非切開的治療」の中では、やや侵襲度が高い治療になると考えられます。 • 施術を受けた方の中には、「軽い手術」のような感覚があり、術後1週間程度マスクをして過ごしたという報告もあります。 (3)血管閉塞(塞栓症)のリスク ほうれい線の部分は、顔の血管が多く走行している場所です。この場所に注入を行う際、注入剤が血管内に入り込んでしまうと血管閉塞(塞栓症)を引き起こし、最悪の場合、皮膚が壊死(腐る)するリスクがあることが知られています。 • ジュブゼンは、炭酸ガスで組織を剥離した上で注入を行うため、従来のヒアルロン酸注入や脂肪注入と比較して、極端に血管閉塞のリスクが高くなるかどうかは不明ですが、リスクがゼロとは言い切れません。これは、経験を積んでみないと分からない部分があるものの、理論上は極端にリスクが上がるという根拠はないと考えられます。 -------------------------------------------------------------------------------- 4. まとめ:新しい選択肢としての可能性 ジュブゼンは、深いほうれい線や、従来の治療法では改善が難しかったニキビ跡の凹みに対して、新しいオプションとして取り入れる価値がある、面白い機械だと考えられています。 現在、日本国内では導入しているクリニックは非常に少ないですが、当院でもこの新しい治療の可能性を検討しています。 ほうれい線治療には、ジュブゼンの他にも、貴族ヒアル(鼻翼基部に深く注入する方法)や線沿いの注入(ヒアルロン酸、脂肪注入)、そして糸リフト、ハイフ、RFによる上側の組織の引き締めなど、様々なアプローチが存在します。 ほうれい線でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談にお越しください。患者様一人ひとりの状態に合わせて、ジュブゼンを含めた多様な治療法の中から最適な方法を検討し、ご提案させていただきます。 -------------------------------------------------------------------------------- ヒアルロン酸注入:内容:ボリュームの減少等で影ができる原因部位に注入することで、しわやたるみを改善、目を大きく見せたり、唇をふくよかにしたり、鼻を高くする等、パーツ形成もできる治療です。料金:68,200円※料金は変更となる可能性がございます。 リスク・副作用:痛み、腫れ、赤み、感染、アレルギー、皮膚の血行障害、視力障害等 -------------------------------------------------------------------------------- お顔の脂肪注入:大腿または腹部等から脂肪を吸引し、お顔(顔面/目の下/ゴルゴライン/おでこ/こめかみ)にコンデンスリッチまたはナノリッチに加工した脂肪を注入する手術です。 料金:1部位の場合198,000円~※料金は変更となる可能性がございます リスク・副作用:内出血、腫れ、感染、凸凹、しこり、拘縮、引きつれ、神経障害 等 -------------------------------------------------------------------------------- 糸リフト内容:メスを使うことなく、吸収性の糸をこめかみ辺りなどから挿入することで、お顔のたるみ改善・予防、全体的な引き締めが期待できます。 リスク・副作用:内出血、腫れ、疼痛、ひきつれ、ツッパリ感、感染、左右差、凸凹等 料金:33,000円~※料金は変更となる可能性がございます -------------------------------------------------------------------------------- ハイフ内容:超音波の熱を、お肌表面にダメージを与えることなく、狙った組織に集中照射して効果を得る治療です。たるみ治療や浅い層へのアプローチにより肌質改善に効果的です。 リスク・副作用:発赤、浮腫、熱傷、内出血、異常感覚等 料金:18,700円~※料金は変更となる可能性がございます ご予約は当院ホームページから LINE予約 / WEB予約 が可能です ---------------------------------------- お茶の水美容形成クリニック 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2-4 MPR御茶ノ水駅前ビル9階
こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。 ほうれい線(鼻唇溝)の治療は、美容医療の中でも特に奥深く、難しい治療の一つとして知られています。これまで、ヒアルロン酸注入や脂肪注入といった「足し算」と、脂肪吸引、ハイフ(HIFU)、RF、糸リフトといった「引き算」を組み合わせて、ほうれい線の溝を浅くする工夫がされてきました。 そうした中で、近年、韓国から「ジュブゼン(JUVENESS)」(当院取り扱いなし)という新しい機械が導入されつつあり、SNS上でも非常に話題となっています。今回は、この新しい治療オプションであるジュブゼンの理論、従来の治療法との違い、そして懸念されるリスクや長期的な持続性について、情報が限られている現段階で可能な限り詳しく解説します。 当院でも現在、ジュブゼンの導入を検討しており、その情報収集を進めている段階です。 -------------------------------------------------------------------------------- 1. ジュブゼンとは?従来の治療との違い サブシジョン系治療の強化版 ジュブゼンは、以前からニキビ跡のクレーター治療などで使用されてきた「トライフィルプロ」などのサブシジョン(皮下組織の癒着を剥がす施術)で用いられる機械と似た原理を持つ、その強化版のような機械だとざっくり言えます。 トライフィルプロなど従来の機械では、皮膚の下側に針を刺し、炭酸ガスを注入することで、皮膚の下側と脂肪組織をガスで引き剥がし(剥離)、その後に再び癒着するのを防ぐためにヒアルロン酸などを注入するという治療が行われてきました。これは、ニキビ跡のクレーターのような凹みに使用されることが多かった治療です。 ほうれい線治療への応用 ジュブゼンは、この原理をさらに強力に行います。 1. 炭酸ガスをしっかり注入し、組織を十分に剥離する。 2. ヒアルロン酸やコラーゲンなどをしっかり注入する。 これにより、ニキビ跡はもちろんのこと、特に深いほうれい線に対して同様のアプローチを行います。 韓国では、ジュブゼンを導入している医師が、ご自身の深いほうれい線に施術を行い、それが綺麗になくなっている写真を公開したことで、大きな反響を呼び、多くの人が試すきっかけとなった経緯があります。 -------------------------------------------------------------------------------- 2. ジュブゼンが提唱する「長持ちする」メカニズム ジュブゼンがなぜ注目を集めているかというと、その持続期間の長さが主張されている点です。 理論上の作用機序 ジュブゼンを開発した会社の主張によると、以下の機序で効果が持続するとされています。 1. 炭酸ガスなどを用いて組織を剥離し、コラーゲンなどが下に(へこみの底に)くっつかないように処置を行う。 2. その後に注入剤(ヒアルロン酸やコラーゲンなど)を注入する。 3. この注入剤によって皮下組織が刺激され、コラーゲンを新しく生み出す。 4. 結果として真皮自体が分厚くなる。 この作用により、ジュブゼンは「半永久的」である、あるいは「5年以上は持ちます」といった持続期間が主張されています。 従来の注入治療との持続期間の比較 従来の注入治療は、口元という特性上、動きが多いため他の部位よりも注入剤が減りやすいという欠点がありました。例えば、顔周りの他の部位に脂肪注入を行った場合、10cc注入して4〜5ccが定着するとされるのに対し、ほうれい線への脂肪注入は2cc程度しか定着しない可能性があり、限界がありました。 ジュブゼンは、従来の注入が限界を感じていた深いほうれい線に対しても、他の治療法よりも長持ちする可能性があると期待されています。 -------------------------------------------------------------------------------- 3. リスクと持続性 ジュブゼンは革新的な機械である可能性を秘めていますが、その導入にあたっては、その新規性とリスク、そして長期的な結果の不確実性を理解しておく必要があります。 (1)長期的な持続性に関する不確実性 ジュブゼンは非常に新しい機械であり、日本国内での導入実績はまだ数件程度とごくわずかです。 • 長期経過データ不足:開発会社や導入クリニックは「半永久的」「5年以上」と主張していますが、これはあくまで理論や臨床経験に基づくものであり、実際にどこまで持つかについては、まだ長期的に時間を置いてみないと分からないというのが現状です。 • 繰り返し治療の可能性:「半永久的」と謳われているにもかかわらず、一部の導入クリニックのウェブサイトでは、1回目、2回目、3回目と、複数回の施術価格が設定されているケースも見られます。これは、非常に深いほうれい線の方の場合、1回では十分な改善が見られず、複数回施術を行う可能性があるという解釈もできますが、長期的な効果の持続性について疑問が残る点でもあります。 • 後戻りの可能性:導入されたばかりの機械であるため、現時点では効果が出ていても、半年後や1年後に「後戻り」してくる可能性がないとは言い切れません。 (2)侵襲度とダウンタイム ジュブゼンは、従来のヒアルロン酸注入などの「非切開的治療」の中では、やや侵襲度が高い治療になると考えられます。 • 施術を受けた方の中には、「軽い手術」のような感覚があり、術後1週間程度マスクをして過ごしたという報告もあります。 (3)血管閉塞(塞栓症)のリスク ほうれい線の部分は、顔の血管が多く走行している場所です。この場所に注入を行う際、注入剤が血管内に入り込んでしまうと血管閉塞(塞栓症)を引き起こし、最悪の場合、皮膚が壊死(腐る)するリスクがあることが知られています。 • ジュブゼンは、炭酸ガスで組織を剥離した上で注入を行うため、従来のヒアルロン酸注入や脂肪注入と比較して、極端に血管閉塞のリスクが高くなるかどうかは不明ですが、リスクがゼロとは言い切れません。これは、経験を積んでみないと分からない部分があるものの、理論上は極端にリスクが上がるという根拠はないと考えられます。 -------------------------------------------------------------------------------- 4. まとめ:新しい選択肢としての可能性 ジュブゼンは、深いほうれい線や、従来の治療法では改善が難しかったニキビ跡の凹みに対して、新しいオプションとして取り入れる価値がある、面白い機械だと考えられています。 現在、日本国内では導入しているクリニックは非常に少ないですが、当院でもこの新しい治療の可能性を検討しています。 ほうれい線治療には、ジュブゼンの他にも、貴族ヒアル(鼻翼基部に深く注入する方法)や線沿いの注入(ヒアルロン酸、脂肪注入)、そして糸リフト、ハイフ、RFによる上側の組織の引き締めなど、様々なアプローチが存在します。 ほうれい線でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談にお越しください。患者様一人ひとりの状態に合わせて、ジュブゼンを含めた多様な治療法の中から最適な方法を検討し、ご提案させていただきます。 -------------------------------------------------------------------------------- ヒアルロン酸注入:内容:ボリュームの減少等で影ができる原因部位に注入することで、しわやたるみを改善、目を大きく見せたり、唇をふくよかにしたり、鼻を高くする等、パーツ形成もできる治療です。料金:68,200円※料金は変更となる可能性がございます。 リスク・副作用:痛み、腫れ、赤み、感染、アレルギー、皮膚の血行障害、視力障害等 -------------------------------------------------------------------------------- お顔の脂肪注入:大腿または腹部等から脂肪を吸引し、お顔(顔面/目の下/ゴルゴライン/おでこ/こめかみ)にコンデンスリッチまたはナノリッチに加工した脂肪を注入する手術です。 料金:1部位の場合198,000円~※料金は変更となる可能性がございます リスク・副作用:内出血、腫れ、感染、凸凹、しこり、拘縮、引きつれ、神経障害 等 -------------------------------------------------------------------------------- 糸リフト内容:メスを使うことなく、吸収性の糸をこめかみ辺りなどから挿入することで、お顔のたるみ改善・予防、全体的な引き締めが期待できます。 リスク・副作用:内出血、腫れ、疼痛、ひきつれ、ツッパリ感、感染、左右差、凸凹等 料金:33,000円~※料金は変更となる可能性がございます -------------------------------------------------------------------------------- ハイフ内容:超音波の熱を、お肌表面にダメージを与えることなく、狙った組織に集中照射して効果を得る治療です。たるみ治療や浅い層へのアプローチにより肌質改善に効果的です。 リスク・副作用:発赤、浮腫、熱傷、内出血、異常感覚等 料金:18,700円~※料金は変更となる可能性がございます ご予約は当院ホームページから LINE予約 / WEB予約 が可能です ---------------------------------------- お茶の水美容形成クリニック 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2-4 MPR御茶ノ水駅前ビル9階
こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。 近年、美容医療、特に目の下のクマ治療(脱脂術)に関する情報がSNS上で大きな話題となり、時には議論を呼んでいます。特にご高齢の患者様の治療例が取り上げられた際、その術後経過について「失敗ではないか」といった懸念の声が上がることも少なくありません。 最近SNSで注目を集めた70代女性のクマ治療(脱脂)の事例を参考に、高齢者におけるクマ治療特有の課題、考えられるリスク、適切な治療選択の重要性について、解説します。 1. SNSで話題となった「術直後」の評価と注意点 X(旧Twitter)やTikTokで拡散された、ご高齢の患者様の脱脂術後の動画では、術後の目元の様子(眼球の位置のずれ、上まぶたの二重のラインのずれなど)が「明らかに失敗ではないか」という印象を視聴者に与えました。 美容手術の経験がない方が動画をパッと見た場合、その状態を「失敗」だと断定してしまうかもしれません。しかし、医師から見ると、術直後の状態だけでは、本当に失敗かどうかを断定することは難しいという側面があります。 術直後に目元が不自然に見える原因として、以下の要素が考えられます。 1. 麻酔や浮腫の影響: 手術直後は麻酔が効いている、あるいは麻酔の影響で、目を動かす筋肉(下斜筋など)の動きが一時的に麻痺してしまい、斜視のような状態(目が通常と違う方向を向く)に見える可能性があります。 2. ダウンタイム中の変化: 手術直後の腫れや内出血の影響で、組織が通常とは異なる状態に見えることがあります。 もしクマ取りの際に、実際に目の動きを支配する筋肉(下斜筋)を切ってしまった場合は、斜視(写真)になってしまうリスクはありますが、術直後であれば麻酔の影響である可能性も考慮されます。したがって、最終的な治療結果を見るためには、腫れが落ち着いた後の経過を待つ必要があります。 また、このような「おかしくなっているように見える動画」をあえてアップロードし、再生数やインプレッションを稼ぐという戦略的なマーケティング(バズらせる)の意図があった可能性も指摘されています。 2. 高齢者における脱脂単独治療の適用とリスク 今回話題になったケースのように、60代や70代の患者様に対して脱脂(脂肪を取る手術)を単体で行うことは、一般的には適応外であることが多いです。 高齢になるほど、組織(皮膚、筋肉など)は弱く、柔らかくなっています。このような状態で目の下の脂肪を取り除いてしまうと、以下のリスクが高まります。 1. 目の落ち込み(へこみ感)の増大: 脂肪を取り除いたことで、目が落ち込んだり、上まぶたがへこんだりするリスクが高まります。 2. シワの増加: 脂肪の突出(出っ張り)が解消されても、皮膚のたるみや弱さから、術前よりも明らかにシワが寄って見える可能性が高くなります。 特に、術直後の写真や動画は光を強めに当てて撮影されていることが多く、多少のシワは分かりづらくなっている傾向があるにもかかわらず、今回の事例では術直後でもシワが寄っていることが確認されています。腫れが落ち着き、光を強く当てていない状態(術後1週間〜1ヶ月)になった際には、さらにシワが目立つことが予想されます。 患者様ご本人がそのシワの増加に対してどのように思われるか、という点が重要な懸念事項となります。 3. 高齢者に適した治療選択肢と「すり合わせ」の重要性 高齢の患者様の場合、たるみやシワを改善し、若々しい目元を取り戻すためには、脱脂術に加えて他の処置を組み合わせるか、切開を伴う手術が有効である確率が高くなります。 一般的に選択肢となるのは以下の方法です。 1. 裏ハムラまたは余剰皮膚切除の併用: 皮膚のたるみが強い場合、脂肪処理に加えて皮膚を切除して引き上げる方法を組み合わせることで、シワの改善を図ります。 2. 脂肪注入やヒアルロン酸注入の併用: 脱脂を行う際に、将来的なへこみやシワの発生を予防・軽減するために、脂肪注入やヒアルロン酸を組み合わせて行う方法です。 ただし、患者様の中には「どうしても切りたくない」「メスを使いたくない」という強い意思をお持ちの方もいます。話題となった今回の患者様も、切らずにできるクリニックを選んだ可能性があります。 このような場合、ドクターと患者様の間で、何を優先するかについての綿密な「すり合わせ」が極めて重要となります。 • 「とにかく脂肪の出っ張りを減らしたい/なくしたい」という目的を最優先し、その結果ある程度のシワが残ること(あるいは増えること)を許容できるのであれば、切らない方法(脱脂+脂肪注入/ヒアルロン酸)が選択肢となり得ます。 • 「しっかり皮膚もタイトにして、15年ぐらい前の目元に若返りたい」「ダウンタイムもある程度取れる」という希望がある場合は、結果的に切開を検討する必要が出てくるでしょう。 もし脱脂だけで一時的に様子を見て、後からへこみ感やシワ感が気になるようであれば、へこみにはヒアルロン酸、ちりめんジワにはレーザー治療(フラクショナルレーザーなど)で引き締めを試みるという段階的な治療計画も考えられます。 しかし、深いシワができてしまい、それがどうしても気になる場合は、「切って引き上げる」という最終手段を検討せざるを得ない状況になる可能性もあります。 4. クマ治療の潜在的なリスクと心構え クマ治療を検討されている患者様、特にこれから手術を受ける予定の方は、以下のリスクと心構えを理解しておく必要があります。 • 斜視のリスク: クマ治療後に斜視が起こる可能性は「ゼロとは言い切れません」。非常にまれではありますが、リスクとして存在します。元々斜視の傾向があった人が手術を受けると、それが目立つようになる可能性もあります。 • 術直後の経過: 手術直後やダウンタイム中には、「これ大丈夫かな」と思ってしまうような状態になることは想定しておくべきです。もちろん、今回の事例ほど顕著な変化が出ることは稀であると考えられますが、上記の理由により、ご高齢の方ほど慎重な判断が必要です。 結論:適切な情報開示と患者理解の促進 美容医療においては、患者様の希望(「切りたくない」など)を尊重しつつも、年齢や組織の状態に基づいた治療の限界と、それに伴うリスク(特にシワの増加やへこみ)を、ドクターが事前に明確かつ正直に伝えることが大切です。 治療を検討される際は、ご自身の希望と、その希望を叶えるために伴う可能性のあるリスクや代償(シワ、へこみ、ダウンタイムなど)を十分に理解し、ドクターと納得のいくまで話し合い(すり合わせ)を行うことが、満足度の高い結果を得るための第一歩となります。 ——————————————————————————– 裏ハムラ:睫毛下または結膜を切開し、たるみの原因となっている脂肪を部分切除、移動させ、凹みのある個所に固定し直します。 料金:330,000円~※料金は変更となる可能性がございます リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ、眼窩脂肪の取り残し、下斜筋の損傷 等 ——————————————————————————– ヒアルロン酸注入:内容:ボリュームの減少等で影ができる原因部位に注入することで、しわやたるみを改善、目を大きく見せたり、唇をふくよかにしたり、鼻を高くする等、パーツ形成もできる治療です。料金:68,200円※料金は変更となる可能性がございます。 リスク・副作用:痛み、腫れ、赤み、感染、アレルギー、皮膚の血行障害、視力障害等 ——————————————————————————– お顔の脂肪注入:大腿または腹部等から脂肪を吸引し、お顔(顔面/目の下/ゴルゴライン/おでこ/こめかみ)にコンデンスリッチまたはナノリッチに加工した脂肪を注入する手術です。 料金:1部位の場合198,000円~※料金は変更となる可能性がございます リスク・副作用:内出血、腫れ、感染、凸凹、しこり、拘縮、引きつれ、神経障害 等 ——————————————————————————– ピコフラクショナル:お顔全体にレーザーをフラクショナル照射することで、シワや毛穴、ニキビ痕の改善に効果的です。 料金:22,000円~※料金は変更となる可能性がございます リスク・副作用:色素沈着、色素脱失、シミの取り残し・再発、炎症、肝斑の増悪、熱傷等 ——————————————————————————– クマ治療について詳しくはこちら:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/ ご予約は当院ホームページから LINE予約 / WEB予約 が可能です ---------------------------------------- お茶の水美容形成クリニック 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2-4 MPR御茶ノ水駅前ビル9階
こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。 近年、美容医療、特に目の下のクマ治療(脱脂術)に関する情報がSNS上で大きな話題となり、時には議論を呼んでいます。特にご高齢の患者様の治療例が取り上げられた際、その術後経過について「失敗ではないか」といった懸念の声が上がることも少なくありません。 最近SNSで注目を集めた70代女性のクマ治療(脱脂)の事例を参考に、高齢者におけるクマ治療特有の課題、考えられるリスク、適切な治療選択の重要性について、解説します。 1. SNSで話題となった「術直後」の評価と注意点 X(旧Twitter)やTikTokで拡散された、ご高齢の患者様の脱脂術後の動画では、術後の目元の様子(眼球の位置のずれ、上まぶたの二重のラインのずれなど)が「明らかに失敗ではないか」という印象を視聴者に与えました。 美容手術の経験がない方が動画をパッと見た場合、その状態を「失敗」だと断定してしまうかもしれません。しかし、医師から見ると、術直後の状態だけでは、本当に失敗かどうかを断定することは難しいという側面があります。 術直後に目元が不自然に見える原因として、以下の要素が考えられます。 1. 麻酔や浮腫の影響: 手術直後は麻酔が効いている、あるいは麻酔の影響で、目を動かす筋肉(下斜筋など)の動きが一時的に麻痺してしまい、斜視のような状態(目が通常と違う方向を向く)に見える可能性があります。 2. ダウンタイム中の変化: 手術直後の腫れや内出血の影響で、組織が通常とは異なる状態に見えることがあります。 もしクマ取りの際に、実際に目の動きを支配する筋肉(下斜筋)を切ってしまった場合は、斜視(写真)になってしまうリスクはありますが、術直後であれば麻酔の影響である可能性も考慮されます。したがって、最終的な治療結果を見るためには、腫れが落ち着いた後の経過を待つ必要があります。 また、このような「おかしくなっているように見える動画」をあえてアップロードし、再生数やインプレッションを稼ぐという戦略的なマーケティング(バズらせる)の意図があった可能性も指摘されています。 2. 高齢者における脱脂単独治療の適用とリスク 今回話題になったケースのように、60代や70代の患者様に対して脱脂(脂肪を取る手術)を単体で行うことは、一般的には適応外であることが多いです。 高齢になるほど、組織(皮膚、筋肉など)は弱く、柔らかくなっています。このような状態で目の下の脂肪を取り除いてしまうと、以下のリスクが高まります。 1. 目の落ち込み(へこみ感)の増大: 脂肪を取り除いたことで、目が落ち込んだり、上まぶたがへこんだりするリスクが高まります。 2. シワの増加: 脂肪の突出(出っ張り)が解消されても、皮膚のたるみや弱さから、術前よりも明らかにシワが寄って見える可能性が高くなります。 特に、術直後の写真や動画は光を強めに当てて撮影されていることが多く、多少のシワは分かりづらくなっている傾向があるにもかかわらず、今回の事例では術直後でもシワが寄っていることが確認されています。腫れが落ち着き、光を強く当てていない状態(術後1週間〜1ヶ月)になった際には、さらにシワが目立つことが予想されます。 患者様ご本人がそのシワの増加に対してどのように思われるか、という点が重要な懸念事項となります。 3. 高齢者に適した治療選択肢と「すり合わせ」の重要性 高齢の患者様の場合、たるみやシワを改善し、若々しい目元を取り戻すためには、脱脂術に加えて他の処置を組み合わせるか、切開を伴う手術が有効である確率が高くなります。 一般的に選択肢となるのは以下の方法です。 1. 裏ハムラまたは余剰皮膚切除の併用: 皮膚のたるみが強い場合、脂肪処理に加えて皮膚を切除して引き上げる方法を組み合わせることで、シワの改善を図ります。 2. 脂肪注入やヒアルロン酸注入の併用: 脱脂を行う際に、将来的なへこみやシワの発生を予防・軽減するために、脂肪注入やヒアルロン酸を組み合わせて行う方法です。 ただし、患者様の中には「どうしても切りたくない」「メスを使いたくない」という強い意思をお持ちの方もいます。話題となった今回の患者様も、切らずにできるクリニックを選んだ可能性があります。 このような場合、ドクターと患者様の間で、何を優先するかについての綿密な「すり合わせ」が極めて重要となります。 • 「とにかく脂肪の出っ張りを減らしたい/なくしたい」という目的を最優先し、その結果ある程度のシワが残ること(あるいは増えること)を許容できるのであれば、切らない方法(脱脂+脂肪注入/ヒアルロン酸)が選択肢となり得ます。 • 「しっかり皮膚もタイトにして、15年ぐらい前の目元に若返りたい」「ダウンタイムもある程度取れる」という希望がある場合は、結果的に切開を検討する必要が出てくるでしょう。 もし脱脂だけで一時的に様子を見て、後からへこみ感やシワ感が気になるようであれば、へこみにはヒアルロン酸、ちりめんジワにはレーザー治療(フラクショナルレーザーなど)で引き締めを試みるという段階的な治療計画も考えられます。 しかし、深いシワができてしまい、それがどうしても気になる場合は、「切って引き上げる」という最終手段を検討せざるを得ない状況になる可能性もあります。 4. クマ治療の潜在的なリスクと心構え クマ治療を検討されている患者様、特にこれから手術を受ける予定の方は、以下のリスクと心構えを理解しておく必要があります。 • 斜視のリスク: クマ治療後に斜視が起こる可能性は「ゼロとは言い切れません」。非常にまれではありますが、リスクとして存在します。元々斜視の傾向があった人が手術を受けると、それが目立つようになる可能性もあります。 • 術直後の経過: 手術直後やダウンタイム中には、「これ大丈夫かな」と思ってしまうような状態になることは想定しておくべきです。もちろん、今回の事例ほど顕著な変化が出ることは稀であると考えられますが、上記の理由により、ご高齢の方ほど慎重な判断が必要です。 結論:適切な情報開示と患者理解の促進 美容医療においては、患者様の希望(「切りたくない」など)を尊重しつつも、年齢や組織の状態に基づいた治療の限界と、それに伴うリスク(特にシワの増加やへこみ)を、ドクターが事前に明確かつ正直に伝えることが大切です。 治療を検討される際は、ご自身の希望と、その希望を叶えるために伴う可能性のあるリスクや代償(シワ、へこみ、ダウンタイムなど)を十分に理解し、ドクターと納得のいくまで話し合い(すり合わせ)を行うことが、満足度の高い結果を得るための第一歩となります。 ——————————————————————————– 裏ハムラ:睫毛下または結膜を切開し、たるみの原因となっている脂肪を部分切除、移動させ、凹みのある個所に固定し直します。 料金:330,000円~※料金は変更となる可能性がございます リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ、眼窩脂肪の取り残し、下斜筋の損傷 等 ——————————————————————————– ヒアルロン酸注入:内容:ボリュームの減少等で影ができる原因部位に注入することで、しわやたるみを改善、目を大きく見せたり、唇をふくよかにしたり、鼻を高くする等、パーツ形成もできる治療です。料金:68,200円※料金は変更となる可能性がございます。 リスク・副作用:痛み、腫れ、赤み、感染、アレルギー、皮膚の血行障害、視力障害等 ——————————————————————————– お顔の脂肪注入:大腿または腹部等から脂肪を吸引し、お顔(顔面/目の下/ゴルゴライン/おでこ/こめかみ)にコンデンスリッチまたはナノリッチに加工した脂肪を注入する手術です。 料金:1部位の場合198,000円~※料金は変更となる可能性がございます リスク・副作用:内出血、腫れ、感染、凸凹、しこり、拘縮、引きつれ、神経障害 等 ——————————————————————————– ピコフラクショナル:お顔全体にレーザーをフラクショナル照射することで、シワや毛穴、ニキビ痕の改善に効果的です。 料金:22,000円~※料金は変更となる可能性がございます リスク・副作用:色素沈着、色素脱失、シミの取り残し・再発、炎症、肝斑の増悪、熱傷等 ——————————————————————————– クマ治療について詳しくはこちら:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/ ご予約は当院ホームページから LINE予約 / WEB予約 が可能です ---------------------------------------- お茶の水美容形成クリニック 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2-4 MPR御茶ノ水駅前ビル9階
クリニック自体も新しく、また内装デザインに関しては、巨大ショッピングモールや海外商業施設なども手掛け、2020年にはグッドデザイン賞を受賞されたデザイナーさんにデザインしていただいております。患者様にとっても必ずや快適で満足できる空間で医療サービスを受けていただけます。
クリニック紹介
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
| 朴* | 太田 山田* |
山田* | 吉井 吉塚 |
吉井 山田* |
吉井 山田* |
吉井 山田* |
※不定期
[診療時間]10:00-13:00 / 14:00-19:00
[診療日]平日、土日祝日全て
[休診日]不定休
[住所]〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-2-4
MPR御茶ノ水駅前ビル9階
JR御茶ノ水駅・聖橋改札出口から徒歩1分
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| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
| 新里 朴 |
休診 | 山田* | 朴 | 新里 朴 |
新里 朴 |
新里 朴 |
※不定期
[診療時間]10:00-13:00 / 14:00-19:00
[診療日]平日、土日祝日全て
[休診日]火曜日、不定休
[住所]〒150-0002
東京都渋谷区渋谷1-23-18
渋谷ワールドイーストビル10階
JR渋谷駅から徒歩4分
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[お茶の水院]
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2-4
MPR御茶ノ水駅前ビル9階
JR御茶ノ水駅・聖橋改札出口から徒歩1分
[渋谷院]
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-23-18
渋谷ワールドイーストビル10階
JR渋谷駅から徒歩4分