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知識と経験に基づいた、確かな「美容医療」を。
患者さまの満足を第一に、
お茶の水美容形成クリニック
【お茶の水院】
担当医 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
宮脇 朴* |
太田 山田* |
宮脇 山田* |
吉井 吉塚 |
宮脇 吉井 山田* |
吉井 山田* |
吉井 山田* |
※不定期
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
10:00-13:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
14:00-19:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
[休診日] 不定休
平日、土日祝日全て
10:00-13:00、14:00-19:00となります。
※最終受付時間は30分前になります。
※当院は完全予約制です。
渋谷お茶の水美容形成クリニック
【渋谷院】
担当医 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
新里 朴 |
休診 | 山田* | 朴 | 新里 朴 |
新里 朴 |
新里 朴 |
※不定期
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
10:00-13:00 | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
14:00-19:00 | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
[休診日] 火曜日、不定休
平日、土日祝日全て
10:00-13:00、14:00-19:00となります。
※最終受付時間は30分前になります。
※当院は完全予約制です。
吉井クリニック
【大阪・江坂院】
大阪・江坂でも、当院のドクターが診療しています。
当院のドクターが、大阪府吹田市江坂の吉井クリニックにて定期的に診療を行っております。東京の当院までお越しいただくのが難しかった患者様にも、東京と同じ質の美容外科手術を大阪でお受けいただけます。
担当医 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
吉井(第2,4) 山田(第1,3,5) |
吉井クリニックでの診療に関する詳細や最新情報については、下記ウェブサイトをご確認ください。
吉井クリニックのウェブサイトはこちら近年、美容クリニックも乱立傾向にあり、治療メニューもそれぞれのクリニック独自のものが出てきて、患者さまにとってどんな治療を選択すべきか、ますますわかりにくくなってきているように思えます。当院では、形成外科の知識・バックグラウンドを持った医師が、診察によりしっかりと患者さまの悩み・ご希望を聞いた上で、最も適切と考える治療を提案します。
当院について宮脇 由佳
お茶の水美容形成クリニック 院長
患者さんに寄り添い、適切かつ安全な医療をご提案いたします。美容診療において形成外科、皮膚科の知識や技術が必要になる場面は少なくありません。これまでの経験を生かして、患者さんに寄り添い適切な治療を安全にご提案できるよう努めてまいりたいと考えております。
こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。 「最近、なんだか顔が長くなった気がする…」「疲れて見えるのは顔が間延びしているから?」 40代になると、このような「面長」の悩みを抱える方が増えてきます。特に40代の方からのご相談が多いこの「面長」問題は、年齢とともに顔の印象が大きく変わってしまう原因の一つです。 今回のブログでは、骨切りなどの大掛かりな手術なしで「面長」を解消し、若々しい印象を取り戻すための美容医療の選択肢について、詳しくご紹介します。涙袋ヒアルロン酸注入を考えていない方にも、最適な方法が見つかるかもしれません。 なぜ年齢を重ねると「面長」に見えるのか?そのメカニズムを解説 なぜ年齢を重ねると「面長」に見えるのでしょうか?その主な原因は、加齢による「骨の萎縮」と「脂肪組織の下垂」にあります。 年齢と共に、顔の骨は少しずつ萎縮していきます。すると、その骨の上に位置する脂肪組織も、土台がなくなることで重力に逆らえず下垂してしまいます。この変化は、顔全体、特に中顔面(目の下から口元までの部分)に顕著に現れ、顔が全体的に下に引っ張られたように見えたり、鼻の下が伸びたように見えたりすることで、「面長」という印象を与えてしまうのです。 特に、頬の前面のボリュームが減少して下がることで、顔が間延びして見え、老けた印象につながります。若い頃にはなかった顔のたるみや間延び感は、この骨や脂肪の変化が原因であることが多いのです。 面長解消のための美容医療選択肢 面長を解消するための美容医療には、いくつかの選択肢がありますが、それぞれ特徴や効果、リスクが異なります。ご自身の状態や希望に合わせて、最適な治療法を選びましょう。 1. 最も推奨される「注入治療」:根本原因にアプローチし、若々しい頬へ 面長解消において、美容外科医が最も推奨し、効果的と考えるのが注入治療です。これは、加齢による骨の萎縮とボリューム不足という根本原因に直接アプローチできるため、より若々しく見せる効果が期待できます。 ・ヒアルロン酸注入 「手軽さを重視したい」という方におすすめなのが、ヒアルロン酸注入です。特に、「頬の前面」にヒアルロン酸を注入することで、失われたボリュームを補い、ふっくらとした頬を取り戻すことができます。これにより、中顔面の距離が短く見え、顔全体が若々しく引き締まった印象に変わります。 なお、若い世代では中顔面を短く見せるために涙袋へのヒアルロン酸注入も選択肢になりえますが、40代以上の方の場合、「不自然に見える」「涙袋にこだわりがない」と感じる方も多いため、今回の相談者のようにあまり推奨されないことがあります。 ----------------------------------------------------- ヒアルロン酸注入:ボリュームの減少等で影ができる原因部位に注入することで、しわやたるみを改善、目を大きく見せたり、唇をふくよかにしたり、鼻を高くする等、パーツ形成もできる治療です。 料金:68,200円~※料金は変更となる可能性がございます リスク・副作用:痛み、腫れ、赤み、感染、アレルギー、皮膚の血行障害、視力障害等 ・脂肪注入 「よりしっかりと効果を出したい」「持続性を求める」という方には、ご自身の脂肪を採取して、「頬の前面」に注入する脂肪注入が適しています。ご自身の組織を使うため、アレルギーのリスクが少なく、一度定着すれば半永久的な効果が期待できるのが大きなメリットです。 注入治療によって頬の前面がふっくらとすると、顔全体が若々しく見える効果があります。頬の前面に適切なボリュームがあると、非常に若々しく、魅力的な印象を与えることができます。これは、顔の構造上、頬のボリュームが顔のバランスを大きく左右することを示唆しています。ボリュームロスを補うことで、顔全体のバランスが整い、間延び感が解消されるのです。 ----------------------------------------------------- お顔の脂肪注入:大腿または腹部等から脂肪を吸引し、お顔(顔面/目の下/ゴルゴライン/おでこ/こめかみ)にコンデンスリッチまたはナノリッチに加工した脂肪を注入する手術です。 料金:1部位の場合198,000円~※料金は変更となる可能性がございます。 リスク・副作用:内出血、腫れ、感染、凸凹、しこり、拘縮、引きつれ、神経障害 等 2. 手軽にできる「引き上げ・引き締め治療」:たるみを改善し、フェイスラインを整える 注入治療と合わせて検討したいのが、物理的にたるみを引き上げる、あるいは引き締める治療です。 ・糸リフト 「物理的にたるんだ組織を引き上げたい」という方に適しているのが糸リフトです。溶ける糸を皮下組織に挿入し、たるみを引き上げることで、顔全体のリフトアップ効果が期待できます。 糸リフトによる引き上げ効果は、施術後約12ヶ月程度、長くても1年〜1年半が目安とされています。しかし、その後も糸の周囲にコラーゲンが生成されることで、引き締め効果は持続すると言われています。理想的な効果を維持するためには、年に1回程度の施術が推奨されます。これにより、たるみの進行を緩やかにし、小顔効果をキープすることができます。 ----------------------------------------------------- 糸リフト:メスを使うことなく、吸収性の糸をこめかみ辺りなどから挿入することで、お顔のたるみ改善・予防、全体的な引き締めが期待できます。 料金:1本33,000円~※料金は変更となる可能性がございます。 リスク・副作用:内出血、腫れ、疼痛、ひきつれ、ツッパリ感、感染、左右差、凸凹等 ・HIFU(ハイフ) 「フェイスラインをよりしっかりと引き締めたい」という場合には、HIFU(高密度焦点式超音波治療)が有効です。HIFUは、高密度の超音波エネルギーを皮膚の深層にあるSMAS層(筋膜)に照射することで、組織を収縮させ、引き締め効果をもたらします。メスを使わないためダウンタイムが少ないのも特徴です。 糸リフトとHIFUを組み合わせることで、より相乗効果が期待できます。例えば、糸リフトを年に1回行う場合、HIFUは年に2回程度の施術を組み合わせることで、フェイスラインをよりピチッと整えることができるでしょう。これにより、たるみの改善と引き締め効果の両面から、すっきりとした小顔印象を目指せます。 ----------------------------------------------------- ハイフ:超音波の熱を、お肌表面にダメージを与えることなく、狙った組織に集中照射して効果を得る治療です。たるみ治療や浅い層へのアプローチにより肌質改善に効果的です。 料金:18,700円~※料金は変更となる可能性がございます。照射範囲やshot数により異なります。 リスク・副作用:発赤、浮腫、熱傷、内出血、異常感覚等 3. より本格的な「外科的治療」:特定の悩みに特化したアプローチ 注入治療や引き上げ・引き締め治療では物足りない、あるいは特定の部位の悩みが大きい場合には、外科的治療も選択肢となります。 ・ミッドフェイスリフト 最近注目されている「ミッドフェイスリフト」は、中顔面を物理的に引き上げる手術です。多くの場合、クマ治療(目の下のたるみ取り)と同時に行われることが多い治療です。クマの原因の一つである目の下の脂肪の突出も、中顔面の間延び感と関連性があるため、同時にアプローチされることがあります。 ミッドフェイスリフトは、たるんでしまった組織を上側に引き上げることで若々しく見せようとするものですが、加齢によって骨が萎縮し、ボリュームが不足しているという根本的な問題には直接対処できていないため、効果に限界があると感じられることがあります。 また、手術方法にも注意が必要です。裏側(結膜側)から行うミッドフェイスリフトは、メスを使わないため皮膚表面に傷が残らないという利点がありますが、剥離範囲が狭く、戻りやすいという欠点があります。一方、表側(皮膚を切開する)からしっかりと行うミッドフェイスリフトは、広い範囲を剥離して引き上げるため、効果は高いものの、リスクも高くなります。特に、通常の目の下のたるみ取り(表ハムラ法)よりも広範囲に剥離するため、術後に「あっかんべー」状態(外反)になりやすく、もし固定が緩んだり糸が取れたりした場合には、その修正が非常に困難になる可能性があります。満足度は高い手術なため、経験豊富な医師のもとで、リスクをしっかりと確認したうえで手術を受けることをおすすめしております。 ----------------------------------------------------- ミッドフェイスリフト:表ハムラのオプションとしての手術です。目の下の切開から、頬まで剥離し、下垂した頬の脂肪(メーラーファット)を引き上げて骨膜に固定します。 効果の範囲: 下垂した頬の脂肪を引き上げることで、頬のより高い位置にボリュームが出て若々しい印象になります。 料金:ミッドフェイスリフトオプション165,000円~※料金は変更となる可能性がございます リスク:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ・取り残し、下斜筋の損傷等 ・人中短縮(じんちゅうたんしゅく) 「鼻の下が伸びて、唇が内側に入り込んでいる」ことで面長に見える場合に効果的なのが、人中短縮手術です。これは、鼻の下の皮膚を物理的に切除して短くする手術です。鼻の下が伸びると、顔全体が間延びした印象になり、老けて見える原因にもなります。 人中短縮は、30代以上、特に40代後半以降の方に適していると言われています。若い方の場合、皮膚が硬く、傷跡にテンションがかかりやすいため傷跡が残りやすいというリスクがある一方で、40代後半以上の方になると、皮膚の伸びがあるため、切除しても傷にテンションがかかりにくく、比較的傷跡がきれいになりやすいという特徴があります。実は、人中短縮手術は元々、年齢とともに人中が伸びてくる年配の方のために開発された手術であり、その理論にも合致した治療法だと言えるでしょう。鼻の下の長さに悩んでいる方は、経験豊富な医師に相談してみる価値があります。 ----------------------------------------------------- 人中短縮:鼻の下の部分を切開し、余分な皮膚を切除することで、間延びした鼻の下を短くする手術です。 料金:165,000円~※料金は変更となる可能性がございます リスク・副作用:出血、腫れ、感染、傷痕、後戻り等 まとめ:自分に合った治療で若々しい小顔印象へ 40代で面長の悩みを解消し、若々しい印象を取り戻すための美容医療は多岐にわたります。 最も効果的で根本的なアプローチは、加齢によるボリューム不足を補うヒアルロン酸注入や脂肪注入といった注入治療です。これらは、顔全体のバランスを整え、自然な若返り効果をもたらし、特に頬前面のボリュームアップが中顔面の短縮に大きく貢献します。 たるみが気になる方には、糸リフトやHIFUによる引き上げ・引き締め治療が有効です。これらを組み合わせることで、よりシャープなフェイスラインを維持し、たるみによる間延び感を軽減できます。 そして、より特定の悩みに特化した外科的治療として、ミッドフェイスリフトや人中短縮がありますが、それぞれのメリット・デメリット、特にミッドフェイスリフトのリスクについては慎重な検討が必要です。人中短縮は特に40代後半以降の方で、鼻の下の長さが気になる場合に非常に有効な選択肢となります。 ご自身の顔の状態や希望する効果、ライフスタイルに合わせて、最適な治療法を選択することが重要です。まずは信頼できる美容外科医に相談し、ご自身の状態に合ったカウンセリングを受けることをお勧めします。経験豊富な医師による適切な診断と治療プランによって、安全かつ効果的に面長の悩みを解消し、自信に満ちた若々しい笑顔を取り戻しましょう。 このブログ記事が、面長の悩みを抱える40代の皆様にとって、若々しい笑顔を取り戻すための一助となれば幸いです。 外科手術について、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/ ご予約や当院ホームページから LINE予約 / WEB予約 が可能です ---------------------------------------- お茶の水美容形成クリニック 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2-4 MPR御茶ノ水駅前ビル9階
こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。 「最近、なんだか顔が長くなった気がする…」「疲れて見えるのは顔が間延びしているから?」 40代になると、このような「面長」の悩みを抱える方が増えてきます。特に40代の方からのご相談が多いこの「面長」問題は、年齢とともに顔の印象が大きく変わってしまう原因の一つです。 今回のブログでは、骨切りなどの大掛かりな手術なしで「面長」を解消し、若々しい印象を取り戻すための美容医療の選択肢について、詳しくご紹介します。涙袋ヒアルロン酸注入を考えていない方にも、最適な方法が見つかるかもしれません。 なぜ年齢を重ねると「面長」に見えるのか?そのメカニズムを解説 なぜ年齢を重ねると「面長」に見えるのでしょうか?その主な原因は、加齢による「骨の萎縮」と「脂肪組織の下垂」にあります。 年齢と共に、顔の骨は少しずつ萎縮していきます。すると、その骨の上に位置する脂肪組織も、土台がなくなることで重力に逆らえず下垂してしまいます。この変化は、顔全体、特に中顔面(目の下から口元までの部分)に顕著に現れ、顔が全体的に下に引っ張られたように見えたり、鼻の下が伸びたように見えたりすることで、「面長」という印象を与えてしまうのです。 特に、頬の前面のボリュームが減少して下がることで、顔が間延びして見え、老けた印象につながります。若い頃にはなかった顔のたるみや間延び感は、この骨や脂肪の変化が原因であることが多いのです。 面長解消のための美容医療選択肢 面長を解消するための美容医療には、いくつかの選択肢がありますが、それぞれ特徴や効果、リスクが異なります。ご自身の状態や希望に合わせて、最適な治療法を選びましょう。 1. 最も推奨される「注入治療」:根本原因にアプローチし、若々しい頬へ 面長解消において、美容外科医が最も推奨し、効果的と考えるのが注入治療です。これは、加齢による骨の萎縮とボリューム不足という根本原因に直接アプローチできるため、より若々しく見せる効果が期待できます。 ・ヒアルロン酸注入 「手軽さを重視したい」という方におすすめなのが、ヒアルロン酸注入です。特に、「頬の前面」にヒアルロン酸を注入することで、失われたボリュームを補い、ふっくらとした頬を取り戻すことができます。これにより、中顔面の距離が短く見え、顔全体が若々しく引き締まった印象に変わります。 なお、若い世代では中顔面を短く見せるために涙袋へのヒアルロン酸注入も選択肢になりえますが、40代以上の方の場合、「不自然に見える」「涙袋にこだわりがない」と感じる方も多いため、今回の相談者のようにあまり推奨されないことがあります。 ----------------------------------------------------- ヒアルロン酸注入:ボリュームの減少等で影ができる原因部位に注入することで、しわやたるみを改善、目を大きく見せたり、唇をふくよかにしたり、鼻を高くする等、パーツ形成もできる治療です。 料金:68,200円~※料金は変更となる可能性がございます リスク・副作用:痛み、腫れ、赤み、感染、アレルギー、皮膚の血行障害、視力障害等 ・脂肪注入 「よりしっかりと効果を出したい」「持続性を求める」という方には、ご自身の脂肪を採取して、「頬の前面」に注入する脂肪注入が適しています。ご自身の組織を使うため、アレルギーのリスクが少なく、一度定着すれば半永久的な効果が期待できるのが大きなメリットです。 注入治療によって頬の前面がふっくらとすると、顔全体が若々しく見える効果があります。頬の前面に適切なボリュームがあると、非常に若々しく、魅力的な印象を与えることができます。これは、顔の構造上、頬のボリュームが顔のバランスを大きく左右することを示唆しています。ボリュームロスを補うことで、顔全体のバランスが整い、間延び感が解消されるのです。 ----------------------------------------------------- お顔の脂肪注入:大腿または腹部等から脂肪を吸引し、お顔(顔面/目の下/ゴルゴライン/おでこ/こめかみ)にコンデンスリッチまたはナノリッチに加工した脂肪を注入する手術です。 料金:1部位の場合198,000円~※料金は変更となる可能性がございます。 リスク・副作用:内出血、腫れ、感染、凸凹、しこり、拘縮、引きつれ、神経障害 等 2. 手軽にできる「引き上げ・引き締め治療」:たるみを改善し、フェイスラインを整える 注入治療と合わせて検討したいのが、物理的にたるみを引き上げる、あるいは引き締める治療です。 ・糸リフト 「物理的にたるんだ組織を引き上げたい」という方に適しているのが糸リフトです。溶ける糸を皮下組織に挿入し、たるみを引き上げることで、顔全体のリフトアップ効果が期待できます。 糸リフトによる引き上げ効果は、施術後約12ヶ月程度、長くても1年〜1年半が目安とされています。しかし、その後も糸の周囲にコラーゲンが生成されることで、引き締め効果は持続すると言われています。理想的な効果を維持するためには、年に1回程度の施術が推奨されます。これにより、たるみの進行を緩やかにし、小顔効果をキープすることができます。 ----------------------------------------------------- 糸リフト:メスを使うことなく、吸収性の糸をこめかみ辺りなどから挿入することで、お顔のたるみ改善・予防、全体的な引き締めが期待できます。 料金:1本33,000円~※料金は変更となる可能性がございます。 リスク・副作用:内出血、腫れ、疼痛、ひきつれ、ツッパリ感、感染、左右差、凸凹等 ・HIFU(ハイフ) 「フェイスラインをよりしっかりと引き締めたい」という場合には、HIFU(高密度焦点式超音波治療)が有効です。HIFUは、高密度の超音波エネルギーを皮膚の深層にあるSMAS層(筋膜)に照射することで、組織を収縮させ、引き締め効果をもたらします。メスを使わないためダウンタイムが少ないのも特徴です。 糸リフトとHIFUを組み合わせることで、より相乗効果が期待できます。例えば、糸リフトを年に1回行う場合、HIFUは年に2回程度の施術を組み合わせることで、フェイスラインをよりピチッと整えることができるでしょう。これにより、たるみの改善と引き締め効果の両面から、すっきりとした小顔印象を目指せます。 ----------------------------------------------------- ハイフ:超音波の熱を、お肌表面にダメージを与えることなく、狙った組織に集中照射して効果を得る治療です。たるみ治療や浅い層へのアプローチにより肌質改善に効果的です。 料金:18,700円~※料金は変更となる可能性がございます。照射範囲やshot数により異なります。 リスク・副作用:発赤、浮腫、熱傷、内出血、異常感覚等 3. より本格的な「外科的治療」:特定の悩みに特化したアプローチ 注入治療や引き上げ・引き締め治療では物足りない、あるいは特定の部位の悩みが大きい場合には、外科的治療も選択肢となります。 ・ミッドフェイスリフト 最近注目されている「ミッドフェイスリフト」は、中顔面を物理的に引き上げる手術です。多くの場合、クマ治療(目の下のたるみ取り)と同時に行われることが多い治療です。クマの原因の一つである目の下の脂肪の突出も、中顔面の間延び感と関連性があるため、同時にアプローチされることがあります。 ミッドフェイスリフトは、たるんでしまった組織を上側に引き上げることで若々しく見せようとするものですが、加齢によって骨が萎縮し、ボリュームが不足しているという根本的な問題には直接対処できていないため、効果に限界があると感じられることがあります。 また、手術方法にも注意が必要です。裏側(結膜側)から行うミッドフェイスリフトは、メスを使わないため皮膚表面に傷が残らないという利点がありますが、剥離範囲が狭く、戻りやすいという欠点があります。一方、表側(皮膚を切開する)からしっかりと行うミッドフェイスリフトは、広い範囲を剥離して引き上げるため、効果は高いものの、リスクも高くなります。特に、通常の目の下のたるみ取り(表ハムラ法)よりも広範囲に剥離するため、術後に「あっかんべー」状態(外反)になりやすく、もし固定が緩んだり糸が取れたりした場合には、その修正が非常に困難になる可能性があります。満足度は高い手術なため、経験豊富な医師のもとで、リスクをしっかりと確認したうえで手術を受けることをおすすめしております。 ----------------------------------------------------- ミッドフェイスリフト:表ハムラのオプションとしての手術です。目の下の切開から、頬まで剥離し、下垂した頬の脂肪(メーラーファット)を引き上げて骨膜に固定します。 効果の範囲: 下垂した頬の脂肪を引き上げることで、頬のより高い位置にボリュームが出て若々しい印象になります。 料金:ミッドフェイスリフトオプション165,000円~※料金は変更となる可能性がございます リスク:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ・取り残し、下斜筋の損傷等 ・人中短縮(じんちゅうたんしゅく) 「鼻の下が伸びて、唇が内側に入り込んでいる」ことで面長に見える場合に効果的なのが、人中短縮手術です。これは、鼻の下の皮膚を物理的に切除して短くする手術です。鼻の下が伸びると、顔全体が間延びした印象になり、老けて見える原因にもなります。 人中短縮は、30代以上、特に40代後半以降の方に適していると言われています。若い方の場合、皮膚が硬く、傷跡にテンションがかかりやすいため傷跡が残りやすいというリスクがある一方で、40代後半以上の方になると、皮膚の伸びがあるため、切除しても傷にテンションがかかりにくく、比較的傷跡がきれいになりやすいという特徴があります。実は、人中短縮手術は元々、年齢とともに人中が伸びてくる年配の方のために開発された手術であり、その理論にも合致した治療法だと言えるでしょう。鼻の下の長さに悩んでいる方は、経験豊富な医師に相談してみる価値があります。 ----------------------------------------------------- 人中短縮:鼻の下の部分を切開し、余分な皮膚を切除することで、間延びした鼻の下を短くする手術です。 料金:165,000円~※料金は変更となる可能性がございます リスク・副作用:出血、腫れ、感染、傷痕、後戻り等 まとめ:自分に合った治療で若々しい小顔印象へ 40代で面長の悩みを解消し、若々しい印象を取り戻すための美容医療は多岐にわたります。 最も効果的で根本的なアプローチは、加齢によるボリューム不足を補うヒアルロン酸注入や脂肪注入といった注入治療です。これらは、顔全体のバランスを整え、自然な若返り効果をもたらし、特に頬前面のボリュームアップが中顔面の短縮に大きく貢献します。 たるみが気になる方には、糸リフトやHIFUによる引き上げ・引き締め治療が有効です。これらを組み合わせることで、よりシャープなフェイスラインを維持し、たるみによる間延び感を軽減できます。 そして、より特定の悩みに特化した外科的治療として、ミッドフェイスリフトや人中短縮がありますが、それぞれのメリット・デメリット、特にミッドフェイスリフトのリスクについては慎重な検討が必要です。人中短縮は特に40代後半以降の方で、鼻の下の長さが気になる場合に非常に有効な選択肢となります。 ご自身の顔の状態や希望する効果、ライフスタイルに合わせて、最適な治療法を選択することが重要です。まずは信頼できる美容外科医に相談し、ご自身の状態に合ったカウンセリングを受けることをお勧めします。経験豊富な医師による適切な診断と治療プランによって、安全かつ効果的に面長の悩みを解消し、自信に満ちた若々しい笑顔を取り戻しましょう。 このブログ記事が、面長の悩みを抱える40代の皆様にとって、若々しい笑顔を取り戻すための一助となれば幸いです。 外科手術について、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/ ご予約や当院ホームページから LINE予約 / WEB予約 が可能です ---------------------------------------- お茶の水美容形成クリニック 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2-4 MPR御茶ノ水駅前ビル9階
こんにちは!お茶の水美容形成クリニックです。 今回は、近年SNSなどで話題沸騰中の「裏ハムラ」について、その流行の裏で急増している「修正手術」の真実と、患者様が抱える具体的なお悩み、そしてその対処法について深掘りしていきたいと思います。 裏ハムラ修正が激増!その背景と真実とは? 一時期、「脱脂」や「脱脂と脂肪注入」といった他のクマ治療に取って代わる「上位互換」の治療として、大いにアピールされ、一大ブームを巻き起こした「裏ハムラ」法。しかし、その流行が一巡した今、実は裏ハムラ後の修正を求める声がものすごい勢いで増えているのをご存じでしょうか。 私自身、かなり前からこの状況について言及してきましたが、これは決して特殊なことではありません。どんな手術でも、その施術を受ける患者さんの母数が増えれば、一定の確率でどうしても修正が必要なケースが出てくるものです。さらに、裏ハムラは手数が多い、つまり複雑な手術であるため、どこかの作業工程でわずかな狂いが生じたり、あるいは個人差に対応しきれなかったりすると、仕上がりに狂いが生じ、修正が必要になる可能性が高まります。単純に考えても、脱脂や脱脂と脂肪注入といったシンプルな手術に比べれば、複雑な分だけ修正のリスクは上がるのではないかと、個人的には考えています。 裏ハムラが広く世の中に普及すればするほど、多くの医師がこの手術を手掛けるようになりますが、医師の技量には当然ながら幅があります。そのため、このような複雑な手術においては、修正の確率が高まってしまうという側面も無視できません。また、操作が複雑になればなるほど、重いリスクが発生する確率も上がると考えられています。 今回は、この裏ハムラ修正の増加がなぜ起きているのか、具体的にどのようなお悩みが報告されているのか、そしてそれに対してどのような修正が必要になるのかを、詳しく解説していきます。 おさらい:裏ハムラとは、どんな手術? まず、裏ハムラがどのような手術なのかを簡単におさらいしましょう。 「裏ハムラ」という名称は、正式な医学用語ではありません。元々あった「ハムラ法」という手術を、まぶたの「裏側」から行うことから、通称として名付けられ、広く流行した経緯があります。正式には「経結膜的眼窩脂肪移動術」などと呼ばれます。 この手術の最大の特徴は、目の表面に傷を作らずに、まぶたの裏側(結膜側)からアプローチする点です。そのため、表から見える場所に傷跡が残る心配はありません。 具体的には、以下の手順で行われます。 1. 結膜を切開: まぶたの裏側の粘膜を切開します。 2. 眼窩脂肪(がんかしぼう)の発見と移動: クマの原因となる眼窩脂肪を見つけ出します。この脂肪は「眼窩隔膜」というミカンの皮のような膜に包まれていますが、その膜を切開して脂肪を引き出します。脂肪の処理についてはクリニックによって異なり、全く取らない場合もあれば、少し取る場合もあります。 3. 靭帯(じんたい)の剥離: 目の下のへこみの原因となる眼輪筋靭帯を見つけ出し、剥がします。この靭帯は、皮膚のすぐ下から骨まで食い込んでいる「お肉の筋」のようなもので、ほうれい線も同様の構造です。この剥離によって、へこみを解消することを目指します。 4. 脂肪の再配置と固定: 剥離した靭帯の上に、この眼窩脂肪を移動させて骨の縁を越えた向こう側まで固定します。これにより、脂肪の膨らみでへこみを埋め、靭帯が再癒着するのを防ぐことで、目の下の段差を滑らかにするという考え方で行われます。 「脱脂」が脂肪を「除去」するのに対し、裏ハムラは脂肪を「移動」させるため、脱脂に比べてへこみがなだらかになる傾向がある、というのが最大の強みであり、セールスポイントでした。手術時間は、早い医師で40分前後、じっくり行う医師でも80~90分程度で完了します。 ただし、裏ハムラの「定義」や「どこまで行ったら裏ハムラと呼ぶか」については、クリニックによってまちまちであるのが現状です。例えば、移動させる脂肪の位置や固定する箇所(内側、真ん中、外側全て、または一部のみ)なども、クリニックや患者さんの状態によって大きく異なります。 なぜ今、裏ハムラ修正が急増しているのか? どんな手術でも、施術を受ける患者さんの母数が増えれば、一定の確率で修正が必要なケースが出てくるのは自然なことです。しかし、裏ハムラにおいては、さらにいくつかの要因が重なり、修正の相談が激増していると考えられます。 1. 手術の複雑性: 裏ハムラは、脱脂単体や脱脂と脂肪注入に比べ、手数が多く、構造的にも複雑な手術です。複雑な手術であるほど、どこかの工程でわずかな狂いが生じたり、個人差に対応しきれなかったりすると、仕上がりに不満が生じ、修正が必要になる可能性が高まります。 2. ドクターの技術差: 裏ハムラが広く普及するにつれて、多くの医師が手術を行うようになりました。しかし、複雑な手術であるからこそ、医師の技術や経験の差が、結果に大きく影響します。 3. 過剰な期待値: 裏ハムラが売り出された当初、「クマ治療の上位互換」「何でも解決する魔法のような治療」といった極論的な謳い文句でアピールされた結果、治療を受けた患者さんの期待値やハードルがものすごい勢いで上がってしまった側面があります。そのため、わずかな不満でも「期待外れ」と感じてしまうことがあります。 4. 歴史の繰り返し: 実は、かつて脱脂や脱脂と脂肪注入が流行した際にも、同様の悩み(変わり映えしない、シワが気になる、へこみが気になる)が指摘され、修正のニーズが高まりました。裏ハムラも、その「繰り返し」の中にいると言えるでしょう。 裏ハムラ後に生じる主な悩みと、その原因 現在、裏ハムラ後に修正を検討される方が抱える悩みはょ、大きく分けて以下の3つに集約されます。 1. 「変わり映えしない」「再発した」 「せっかく裏ハムラを受けたのに、術前とほとんど変わらない」「一度良くなったのに、またクマが出てきた」というお悩みです。 原因として考えられること: • 手術操作が不十分: 本来、目の下のへこみを解消するためには、眼窩脂肪を眼輪筋靭帯を越えて、骨の縁の向こう側までしっかりと移動・固定する必要があります。しかし、実際には脂肪の移動が甘かったり、靭帯すら十分に剥離していなかったりすると、へこみがそのまま残ってしまい、効果を実感できないことがあります。 • 固定が弱い・外れてしまった: 適切に脂肪を移動・固定しても、固定が緩かったり、術後に患者さんが目をこすってしまったりすることで、固定していた糸が緩み、脂肪が元の位置に戻ってしまう(再発)こともあり得ます。 • 実際は脱脂のみだった: 残念ながら、裏ハムラと説明されたにもかかわらず、実際は単純な脱脂術しか行われていなかった、という「論外」なケースも報告されています。この場合、当然ながら裏ハムラの効果は得られません。 2. 「シワが気になる」 「裏ハムラを受けたら、かえって目の下にシワが増えたように感じる」というお悩みです。 原因として考えられること: • 目元の構造上の変化: 脱脂、脱脂と脂肪注入、裏ハムラ、いずれの方法でも、目の下の膨らみ(眼窩脂肪)が解消されると、目元は多少なりともへこみます。へこむことで皮膚が余り、シワができるのは避けられない側面があります。特に30代、40代、50代と年齢を重ねるにつれて、皮膚の弾力性が低下している場合、そのシワが目立ちやすくなります。 • 期待値のミスマッチ: 「裏ハムラでクマの悩みは全て解決する」という過度な期待を抱いていた場合、術後にわずかなシワが生じただけでも、「裏ハムラであんなに高いお金を出したのに、こんなところにシワができている」と不満を感じやすくなります。ある程度のシワは年齢相応として許容できる範囲かどうかが、患者さんの満足度に大きく影響します。 対処法: • 軽度なシワ: ちりめんジワのような細かいシワであれば、フラクショナルレーザーやハイフシャワーといったレーザー治療を繰り返し行うことで、改善が期待できます。傷が完全に落ち着く術後3~6ヶ月以降に検討するのが一般的です。 • 深く刻まれたシワ: レーザー治療では改善が難しい、深く刻まれたシワには、余剰皮膚切除(皮膚を切除して引き伸ばす)といった手術が有効な場合があります。 3. 「へこみが気になる」 「裏ハムラの強みはへこまないことだと聞いていたのに、目の下がへこんでしまった」という、裏ハムラの最大のセールスポイントと矛盾するお悩みです。 原因として考えられること: • 実質的に脱脂に近かった: 裏ハムラと説明されていても、実際には脂肪の移動量が少なかったり、取る脂肪の量が多かったりすると、実質的には脱脂術に近い効果となり、へこみが生じやすくなります。これは、Instagramなどで症例写真を見ていると、一部のクリニックで裏ハムラと言いながらも、脱脂に近い状態になっているケースがあることが分かると言われています。 • 術後のむくみ: 術後2ヶ月程度は、固定した脂肪の周囲がむくむことがあります。このむくみがある間は、目の下の頬全体が少し前に出ているように見え、そのすぐ下がへこんで見えることがあります。通常、3ヶ月ほどでむくみが治まれば、へこみも改善されることが多いです。 • 元々の顔の骨格や組織の特性: 元々、目のすぐ下の骨の縁が前に出ている方や、頬の中央部分が膨らみがちな方の場合、裏ハムラで目の下が盛り上がったとしても、相対的にその下の部分がへこんで見え、コントラストが際立ってしまうことがあります。 • 組織の脆弱性: 50代以上の患者さんで、組織が非常に脆弱な場合、脂肪を移動させて隔膜をピンと張った際に、へこみが強く出てしまう可能性も指摘されています(これは個人的な経験に基づく推測ですが)。 稀なケースとして報告されるリスク 非常に稀なケースですが、目の動きに関わる「下斜筋」という筋肉を傷つけてしまい、物が二重に見える「複視」が生じるリスクも報告されています。操作が複雑な手術であるほど、このような重いリスクの確率も上がる可能性があります. 修正手術の選択肢と裏ハムラの今後 裏ハムラ後の修正は可能ですが、手術から半年程度経過している場合、組織が硬く癒着していることが多く、再手術の難易度は高まります。修正においては、症状に応じて以下のような治療が選択されることが多いです。 • 変わり映えしない・再発: 残っている脂肪があれば脱脂を追加したり、脂肪注入を組み合わせたりします。 • へこみが気になる: 脂肪注入や、ベビーコラーゲンなどの他の注入治療を行います。 • シワが気になる: 前述の通り、細かいシワにはレーザー治療、深く刻まれたシワには余剰皮膚切除が検討されます。 結局のところ、裏ハムラの修正は、これまで脱脂や脱脂と脂肪注入の修正で行われてきた方法と、大きくは変わらない印象です。これは、どんな治療にも「限界」があり、裏ハムラもその例外ではないことを示唆しています。 裏ハムラは、今まさにその真価が問われる分岐点に立たされています。今後、後遺症やリスクがどれだけ解決できるか、修正が容易で効果的なのかによって、クマ治療の主流として定着するのか、あるいは廃れていくのかが決まってくるでしょう。 裏ハムラについて詳しくはこちら:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/ura-hamura.html くま治療について詳しくはこちら:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html ご予約や当院ホームページから LINE予約 / WEB予約 が可能です ---------------------------------------- お茶の水美容形成クリニック 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2-4 MPR御茶ノ水駅前ビル9階 御茶ノ水の美容皮膚科・まぶたの治療ならお茶の水美容形成クリニック
こんにちは!お茶の水美容形成クリニックです。 今回は、近年SNSなどで話題沸騰中の「裏ハムラ」について、その流行の裏で急増している「修正手術」の真実と、患者様が抱える具体的なお悩み、そしてその対処法について深掘りしていきたいと思います。 裏ハムラ修正が激増!その背景と真実とは? 一時期、「脱脂」や「脱脂と脂肪注入」といった他のクマ治療に取って代わる「上位互換」の治療として、大いにアピールされ、一大ブームを巻き起こした「裏ハムラ」法。しかし、その流行が一巡した今、実は裏ハムラ後の修正を求める声がものすごい勢いで増えているのをご存じでしょうか。 私自身、かなり前からこの状況について言及してきましたが、これは決して特殊なことではありません。どんな手術でも、その施術を受ける患者さんの母数が増えれば、一定の確率でどうしても修正が必要なケースが出てくるものです。さらに、裏ハムラは手数が多い、つまり複雑な手術であるため、どこかの作業工程でわずかな狂いが生じたり、あるいは個人差に対応しきれなかったりすると、仕上がりに狂いが生じ、修正が必要になる可能性が高まります。単純に考えても、脱脂や脱脂と脂肪注入といったシンプルな手術に比べれば、複雑な分だけ修正のリスクは上がるのではないかと、個人的には考えています。 裏ハムラが広く世の中に普及すればするほど、多くの医師がこの手術を手掛けるようになりますが、医師の技量には当然ながら幅があります。そのため、このような複雑な手術においては、修正の確率が高まってしまうという側面も無視できません。また、操作が複雑になればなるほど、重いリスクが発生する確率も上がると考えられています。 今回は、この裏ハムラ修正の増加がなぜ起きているのか、具体的にどのようなお悩みが報告されているのか、そしてそれに対してどのような修正が必要になるのかを、詳しく解説していきます。 おさらい:裏ハムラとは、どんな手術? まず、裏ハムラがどのような手術なのかを簡単におさらいしましょう。 「裏ハムラ」という名称は、正式な医学用語ではありません。元々あった「ハムラ法」という手術を、まぶたの「裏側」から行うことから、通称として名付けられ、広く流行した経緯があります。正式には「経結膜的眼窩脂肪移動術」などと呼ばれます。 この手術の最大の特徴は、目の表面に傷を作らずに、まぶたの裏側(結膜側)からアプローチする点です。そのため、表から見える場所に傷跡が残る心配はありません。 具体的には、以下の手順で行われます。 1. 結膜を切開: まぶたの裏側の粘膜を切開します。 2. 眼窩脂肪(がんかしぼう)の発見と移動: クマの原因となる眼窩脂肪を見つけ出します。この脂肪は「眼窩隔膜」というミカンの皮のような膜に包まれていますが、その膜を切開して脂肪を引き出します。脂肪の処理についてはクリニックによって異なり、全く取らない場合もあれば、少し取る場合もあります。 3. 靭帯(じんたい)の剥離: 目の下のへこみの原因となる眼輪筋靭帯を見つけ出し、剥がします。この靭帯は、皮膚のすぐ下から骨まで食い込んでいる「お肉の筋」のようなもので、ほうれい線も同様の構造です。この剥離によって、へこみを解消することを目指します。 4. 脂肪の再配置と固定: 剥離した靭帯の上に、この眼窩脂肪を移動させて骨の縁を越えた向こう側まで固定します。これにより、脂肪の膨らみでへこみを埋め、靭帯が再癒着するのを防ぐことで、目の下の段差を滑らかにするという考え方で行われます。 「脱脂」が脂肪を「除去」するのに対し、裏ハムラは脂肪を「移動」させるため、脱脂に比べてへこみがなだらかになる傾向がある、というのが最大の強みであり、セールスポイントでした。手術時間は、早い医師で40分前後、じっくり行う医師でも80~90分程度で完了します。 ただし、裏ハムラの「定義」や「どこまで行ったら裏ハムラと呼ぶか」については、クリニックによってまちまちであるのが現状です。例えば、移動させる脂肪の位置や固定する箇所(内側、真ん中、外側全て、または一部のみ)なども、クリニックや患者さんの状態によって大きく異なります。 なぜ今、裏ハムラ修正が急増しているのか? どんな手術でも、施術を受ける患者さんの母数が増えれば、一定の確率で修正が必要なケースが出てくるのは自然なことです。しかし、裏ハムラにおいては、さらにいくつかの要因が重なり、修正の相談が激増していると考えられます。 1. 手術の複雑性: 裏ハムラは、脱脂単体や脱脂と脂肪注入に比べ、手数が多く、構造的にも複雑な手術です。複雑な手術であるほど、どこかの工程でわずかな狂いが生じたり、個人差に対応しきれなかったりすると、仕上がりに不満が生じ、修正が必要になる可能性が高まります。 2. ドクターの技術差: 裏ハムラが広く普及するにつれて、多くの医師が手術を行うようになりました。しかし、複雑な手術であるからこそ、医師の技術や経験の差が、結果に大きく影響します。 3. 過剰な期待値: 裏ハムラが売り出された当初、「クマ治療の上位互換」「何でも解決する魔法のような治療」といった極論的な謳い文句でアピールされた結果、治療を受けた患者さんの期待値やハードルがものすごい勢いで上がってしまった側面があります。そのため、わずかな不満でも「期待外れ」と感じてしまうことがあります。 4. 歴史の繰り返し: 実は、かつて脱脂や脱脂と脂肪注入が流行した際にも、同様の悩み(変わり映えしない、シワが気になる、へこみが気になる)が指摘され、修正のニーズが高まりました。裏ハムラも、その「繰り返し」の中にいると言えるでしょう。 裏ハムラ後に生じる主な悩みと、その原因 現在、裏ハムラ後に修正を検討される方が抱える悩みはょ、大きく分けて以下の3つに集約されます。 1. 「変わり映えしない」「再発した」 「せっかく裏ハムラを受けたのに、術前とほとんど変わらない」「一度良くなったのに、またクマが出てきた」というお悩みです。 原因として考えられること: • 手術操作が不十分: 本来、目の下のへこみを解消するためには、眼窩脂肪を眼輪筋靭帯を越えて、骨の縁の向こう側までしっかりと移動・固定する必要があります。しかし、実際には脂肪の移動が甘かったり、靭帯すら十分に剥離していなかったりすると、へこみがそのまま残ってしまい、効果を実感できないことがあります。 • 固定が弱い・外れてしまった: 適切に脂肪を移動・固定しても、固定が緩かったり、術後に患者さんが目をこすってしまったりすることで、固定していた糸が緩み、脂肪が元の位置に戻ってしまう(再発)こともあり得ます。 • 実際は脱脂のみだった: 残念ながら、裏ハムラと説明されたにもかかわらず、実際は単純な脱脂術しか行われていなかった、という「論外」なケースも報告されています。この場合、当然ながら裏ハムラの効果は得られません。 2. 「シワが気になる」 「裏ハムラを受けたら、かえって目の下にシワが増えたように感じる」というお悩みです。 原因として考えられること: • 目元の構造上の変化: 脱脂、脱脂と脂肪注入、裏ハムラ、いずれの方法でも、目の下の膨らみ(眼窩脂肪)が解消されると、目元は多少なりともへこみます。へこむことで皮膚が余り、シワができるのは避けられない側面があります。特に30代、40代、50代と年齢を重ねるにつれて、皮膚の弾力性が低下している場合、そのシワが目立ちやすくなります。 • 期待値のミスマッチ: 「裏ハムラでクマの悩みは全て解決する」という過度な期待を抱いていた場合、術後にわずかなシワが生じただけでも、「裏ハムラであんなに高いお金を出したのに、こんなところにシワができている」と不満を感じやすくなります。ある程度のシワは年齢相応として許容できる範囲かどうかが、患者さんの満足度に大きく影響します。 対処法: • 軽度なシワ: ちりめんジワのような細かいシワであれば、フラクショナルレーザーやハイフシャワーといったレーザー治療を繰り返し行うことで、改善が期待できます。傷が完全に落ち着く術後3~6ヶ月以降に検討するのが一般的です。 • 深く刻まれたシワ: レーザー治療では改善が難しい、深く刻まれたシワには、余剰皮膚切除(皮膚を切除して引き伸ばす)といった手術が有効な場合があります。 3. 「へこみが気になる」 「裏ハムラの強みはへこまないことだと聞いていたのに、目の下がへこんでしまった」という、裏ハムラの最大のセールスポイントと矛盾するお悩みです。 原因として考えられること: • 実質的に脱脂に近かった: 裏ハムラと説明されていても、実際には脂肪の移動量が少なかったり、取る脂肪の量が多かったりすると、実質的には脱脂術に近い効果となり、へこみが生じやすくなります。これは、Instagramなどで症例写真を見ていると、一部のクリニックで裏ハムラと言いながらも、脱脂に近い状態になっているケースがあることが分かると言われています。 • 術後のむくみ: 術後2ヶ月程度は、固定した脂肪の周囲がむくむことがあります。このむくみがある間は、目の下の頬全体が少し前に出ているように見え、そのすぐ下がへこんで見えることがあります。通常、3ヶ月ほどでむくみが治まれば、へこみも改善されることが多いです。 • 元々の顔の骨格や組織の特性: 元々、目のすぐ下の骨の縁が前に出ている方や、頬の中央部分が膨らみがちな方の場合、裏ハムラで目の下が盛り上がったとしても、相対的にその下の部分がへこんで見え、コントラストが際立ってしまうことがあります。 • 組織の脆弱性: 50代以上の患者さんで、組織が非常に脆弱な場合、脂肪を移動させて隔膜をピンと張った際に、へこみが強く出てしまう可能性も指摘されています(これは個人的な経験に基づく推測ですが)。 稀なケースとして報告されるリスク 非常に稀なケースですが、目の動きに関わる「下斜筋」という筋肉を傷つけてしまい、物が二重に見える「複視」が生じるリスクも報告されています。操作が複雑な手術であるほど、このような重いリスクの確率も上がる可能性があります. 修正手術の選択肢と裏ハムラの今後 裏ハムラ後の修正は可能ですが、手術から半年程度経過している場合、組織が硬く癒着していることが多く、再手術の難易度は高まります。修正においては、症状に応じて以下のような治療が選択されることが多いです。 • 変わり映えしない・再発: 残っている脂肪があれば脱脂を追加したり、脂肪注入を組み合わせたりします。 • へこみが気になる: 脂肪注入や、ベビーコラーゲンなどの他の注入治療を行います。 • シワが気になる: 前述の通り、細かいシワにはレーザー治療、深く刻まれたシワには余剰皮膚切除が検討されます。 結局のところ、裏ハムラの修正は、これまで脱脂や脱脂と脂肪注入の修正で行われてきた方法と、大きくは変わらない印象です。これは、どんな治療にも「限界」があり、裏ハムラもその例外ではないことを示唆しています。 裏ハムラは、今まさにその真価が問われる分岐点に立たされています。今後、後遺症やリスクがどれだけ解決できるか、修正が容易で効果的なのかによって、クマ治療の主流として定着するのか、あるいは廃れていくのかが決まってくるでしょう。 裏ハムラについて詳しくはこちら:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/ura-hamura.html くま治療について詳しくはこちら:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html ご予約や当院ホームページから LINE予約 / WEB予約 が可能です ---------------------------------------- お茶の水美容形成クリニック 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2-4 MPR御茶ノ水駅前ビル9階 御茶ノ水の美容皮膚科・まぶたの治療ならお茶の水美容形成クリニック
クリニック自体も新しく、また内装デザインに関しては、巨大ショッピングモールや海外商業施設なども手掛け、2020年にはグッドデザイン賞を受賞されたデザイナーさんにデザインしていただいております。患者様にとっても必ずや快適で満足できる空間で医療サービスを受けていただけます。
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宮脇 朴* |
太田 山田* |
宮脇 山田* |
吉井 吉塚 |
宮脇 吉井 山田* |
吉井 山田* |
吉井 山田* |
※不定期
[診療時間]10:00-13:00 / 14:00-19:00
[診療日]平日、土日祝日全て
[休診日]不定休
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