こんにちは。
年末に向け、おかげさまでたくさんのご予約をいただいております。
年内に治療をご検討中の方は、ぜひお早めにご予約をおとりいただきますよう、よろしくお願いいたします。
本日は、“たるみ毛穴”治療の続きを書かせていただきます。
毛穴治療として欠かせないのが、“ベルベットスキン”です。
ダーマペンの極細針を用いてお肌全体に無数の小さい孔を開けます。
ダーマペンは、お肌にわざと傷を作ることで、皮膚の再生を促す治療です。
さらに、その状態でマッサージピールというピーリング剤を浸透させます。
マッサージピールには、主にトリクロロ酢酸とコウジ酸が含まれています。
トリクロロ酢酸がお肌深部(真皮層)に作用し、コラーゲンの産生を促すことでハリ艶、そして毛穴の引き締め効果が得られます。
また、コウジ酸がメラニン生成を抑制し、お肌の美白作用やシミくすみの改善効果があります。
ダーマペンとマッサージピールの相乗効果で、お肌自体のハリを出し、毛穴の引き締めにつながります。
ダウンタイムは数日間、赤みや腫れが生じます。
1か月に1回の繰り返しをお勧めしております。
次に、次世代型ヒアルロン酸製剤“プロファイロ”です。
ヒアルロン酸注入と言いますと、通常はシワを埋めたりボリュームを出すための用途で使用されますが、プロファイロは異なります。
高分子と低分子ヒアルロン酸が混合されたハイブリッド型ヒアルロン酸製剤であり、お顔の決められた10ポイントの浅い層に少量ずつ注入します。
注入されたヒアルロン酸がゆっくりと周囲に拡散し、老化により崩れた皮膚の細胞構造をリモデリング(再構築)し、お肌自体の若返りを得る治療です。
1回につき、製剤1本(2ml)を使用します。
初回は1か月間隔で2回行い、以降は半年毎に行います。
ダウンタイムは、注入部位が数日間凹凸します。
お肌のハリ艶、ボリュームアップ、自然なリフトアップ効果があり、たるみ毛穴も目立ちにくくなります。
新しいアンチエイジング治療として、とても人気です。
最後に“糸リフト”です。
たるみの治療として欠かせません。
吸収性の糸を、たるみの気になる部分に挿入することで、たるみをしっかり改善、引き締めを行います。
糸は、PLLA(ポリ乳酸)+PCL(ポリカプルラクトン)の混合素材でして、糸の殉難性、長い持続期間特徴です。(体内で吸収される期間は18か月間です。)
糸のコグ(トゲの様な出っ張り)が皮下組織にしっかり絡みつき、たるんだ組織を引き上げて固定します。
治療直後から効果をご実感いただけます。
たるみが改善することで、それによって目立っていた毛穴も目立ちにくくなります。
数日~1週間、お顔の腫れ、違和感、表情による痛みなどが生じます。
“たるみ毛穴”の治療についてご紹介いたしました。
気になっている方はぜひ一度診察にいらしてください。
寒い日が続きますので、お風邪など引かないようにお過ごしください。
御茶ノ水の美容皮膚科・まぶたの治療ならお茶の水美容形成クリニック
日付: 2021年12月11日 カテゴリ:シミ外来, しわ外来, ニキビ外来, 美容コラム