こんにちは。
夏のお疲れはたまっていませんでしょうか。
当院は平日20時までやっております。
お仕事帰りにお越しくださる方も多く
1日のお疲れで、施術中にはウトウトされていることも(-_-)zzz
皆さま、お疲れの中お越しいただき、どうもありがとうございます。
御茶ノ水駅から徒歩1分という利便性の高い場所にあります。
休憩時間やお仕事終わりなど
ちょっとした空き時間に、ぜひご利用くださいね(*^-^*)
今日は、“ピコトーニングの効果を高める併用治療”
についてご説明させていただきます。
これまでにも書かせていただいておりますが
“ピコレーザーとレーザートーニング” について。
ピコレーザーは
従来のレーザーよりも照射時間が短く改良されたレーザーです。
従来のレーザーは
レーザー光がターゲットとなる色素と反応した際に
熱エネルギーに変換されることで色素を破壊します。
そのため、周囲の正常組織にも熱によるダメージが生じていました。
ピコレーザーは
照射時間が短く、強い衝撃波でターゲットとなる色素をさらに細かく破壊します。
その際に熱が発生しないため
周囲組織へのダメージがより抑えられるのも利点です。
当院では、ピコシュア®(サイノシュア社)を使用します。
米国FDAに承認されている商品です。(国内では未承認)
“レーザートーニング” は
お顔全体に低出力のレーザーを均一に照射する治療です。
治療を繰り返すことにより
お肌全体のシミくすみの改善、トーンアップが得られます。
強い出力のレーザーを部分的に照射する “スポット治療” は
ダウンタイムが生じる分、通常は1回で完結する治療です。
それに対して、“レーザートーニング” は
マイルドなレーザーを広範囲に照射しますので
効果を得るためには回数が必要になります。
部分照射では難しい
お顔全体にあるような色素の薄いシミくすみや、肝斑などに
レーザートーニングを選択することが多いです。
レーザートーニングでの効果をより上げるために
2つご紹介したい治療がございます。
一つ目は、“トレチノインとハイドロキノンの外用治療”
トレチノイン(レチノイン酸)は
ビタミンAであるレチノールの誘導体であり
皮膚のターンオーバーを促すことで、メラニンを代謝して排出させます。
ハイドロキノンは
美白剤や漂白剤といわれ、メラニンの生成を抑制します。
色素沈着を予防します。
2つの外用剤をシミくすみの部分にのみ外用します。
トレチノインの反応として
皮剥け、赤み、痒みなどの皮膚炎症状が起こります。
そのため、慎重に丁寧な外用が必要となります。
レーザートーニングによりメラニンの破壊
さらに、外用治療を併用してメラニン排出と色素沈着の予防が行えます。
治療効果がより高まります。
もう一つが、ゼオスキンヘルスによるホームケアです。
こちらも、ビタミンAを中心とした製品で、皮膚のターンオーバーを促し
健康的な透明感とハリのあるお肌に導いてくれるホームケアシリーズです。
高濃度レチノール美容液と、美白作用のある美容液を組み合わせます。
レチノールは先ほどのトレチノインよりも刺激性が抑えられたものです。
ホームケアにより、お肌のターンオーバーでメラニン排出を促しつつ
美白ケアを行います。
外用による赤みや皮むけがご心配な方は、こちらがお勧めです。
お肌全体のアンチエイジングとしてもぜひお使いいただきたい商品です。
レーザートーニングは、ダウンタイムがない分
回数を重ねることで効果が得られる治療です。
効果をより高めるために
2つの併用治療をご紹介させていただきました。
まだ暑い日が続きますので、紫外線対策を行い、乗り切りましょう(*^^)