こちらは眼瞼黄色腫(がんけんおうしょくしゅ)に対して、炭酸ガスレーザーを使用して治療した患者様の経過写真です。
両側のまぶたの内側にある、盛り上がった黄色調のできものです。
幅の広い病変でしたので、数回に分けて治療を行いました。
(お写真の掲載に快く承諾いただき、どうもありがとうございます。)
眼瞼黄色腫は、目周りにできる盛り上がった黄白色をした皮膚腫瘍です。
高コレステロール血症を伴うことがあります。
治療としては、切除、炭酸ガスレーザー、液体窒素などがあります。
今回行った炭酸ガスレーザーは、盛り上がった病変を蒸散させて削る治療となります。
治療は局所麻酔を行い、目を保護した状態で行います。
治療後は、1~2週間ほど患部の軟膏処置が必要となります。
リスクには、痛み、内出血、色素沈着、凹み、肥厚性瘢痕やケロイド、再発などがあります。
気になる症状があるか方は、ぜひご相談にいらしてください。