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医院BLOG

当院の主な肝斑治療についてご紹介いたします。

こちらは、肝斑の患者様の治療前後のお写真です。

 

 

トラネキサム酸内服とピコトーニング5回を行っていただきました。

目周りの肝斑の改善がみられ、お顔全体のトーンアップも得られています。

(お写真の掲載にご快諾いただき、どうもありがとうございます!!)

 

肝斑は患者様によって適した治療が異なります。

また、治療を組み合わせることで、より効果が得られやすくなります。

 

当院での主な4つの治療はこちらです。

 

①トラネキサム酸内服

肝斑はプラスミンが活性化してメラニン産生が亢進し、かつ真皮に炎症反応が生じています。トラネキサム酸は、抗プラスミン作用によりメラニン産生を抑制し、さらに炎症を抑える作用があります。

止血作用をもつため、心筋梗塞、脳梗塞、静脈血栓症などの既往がある方、ピルを内服中で血栓のリスクがある方は内服できません。

内服ができない方は、VCTAローション、トラネキサム酸軟膏などの外用がお勧めです。

 

②ピコトーニング

お顔全体に低出力のレーザーを連続的に照射し、肝斑を刺激しないようにメラニンを少しずつ分解していく治療です。1カ月に1回を目安に繰り返していただきます。ダウンタイムはほとんどありません。

副作用は、色素沈着、色素脱失、ニキビや湿疹、肝斑の悪化などがあります。経過をみながら治療を進めていきます。

 

③エレクトロポレーション

電流を用いて皮膚のバリア機能に隙間をあけて、お肌の深部に有効成分(トラネキサム酸、ビタミンC)を浸透させます。

お肌を鎮静させる効果もあり、トーニングとの相性が良い治療です。

 

④外用治療

・ハイドロキノンクリーム4%

メラニン色素の産生を阻害し美白効果をもたらします。

まれにかぶれやアレルギー症状が出る方がいらっしゃいます。

・トレチノインクリーム0.1%

皮膚のターンオーバーを促進し、表皮のメラニン色素を排出します。

赤み、痒みなど刺激症状が生じることがあるため丁寧に外用します。

 

気になる症状がありましたら、ぜひご相談にいらしてください。

御茶ノ水の美容皮膚科・まぶたの治療ならお茶の水美容形成クリニック

日付: 2023年2月12日   カテゴリ:シミ外来, 美容コラム

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