お顔や首にザラザラと触れるシミはありませんか？
シミの一つである、“脂漏性角化症”をご存じでしょうか。
“脂漏性角化症”は、“老人性イボ”とも言われ、シミが盛り上がった状態です。
日頃の診療でとてもよく見かけることの多いシミの一つです。
紫外線や皮膚の老化が原因で、色は茶色や黒色、大きさは数mm～数cmと様々です。
こめかみなどのお顔の外側、そして首などに見られることが多いです。
当院では炭酸ガスレーザーを用いて治療をおこなっております。
炭酸ガスレーザーは、このような隆起した皮膚病変を蒸散させて除去することができます。
液体窒素を用いて、保険診療内で治療することもありますが、
炭酸ガスレーザーでは病変の深さや広がりを確認しながら細かく削ることができますので、通常は１回の治療で除去することができます。
こちらのお写真は、先日治療を受けられた方の経過です。
治療は大きさにもよりますが、表面麻酔や局所麻酔を用いて行います。
直後は皮膚が削られて擦り傷の様な状態となります。
1～２週間、ご自身での軟膏処置を行っていただきます。
治療後はしばらく赤みが続く状態となりますが、さらに色素沈着が起きないように、摩擦に気を付けて遮光していただきます。
気になるシミがありましたら、ぜひ当院でお待ちしております。
